タイの人気観光地サメット島で、女性観光客が宿泊するリゾートホテルの部屋に侵入者が現れる事件が発生しました。この出来事を受け、被害女性を含む友人グループは滞在を切り上げ、安全上の懸念から島を離れることを決定しました。Khaosod Englishが報じたところによると、地元警察は事件に関与した容疑者を特定し、逮捕に至っています。
サメット島での衝撃的な事件
2026年6月3日、ラヨーン県サメット島のアオチョにある高級ビーチフロントリゾートに滞在中の女性観光客が、夜間に自身の部屋に侵入者が現れたため、性的暴行未遂に遭いかけました。女性は抵抗し叫び、ボーイフレンドが介入したことで容疑者は逃走。この事件は、グループの一員がソーシャルメディアに詳細を投稿したことで、広く注目を集めました。
リゾートの対応への不満と島からの避難
被害者グループは、リゾート側の対応に大きな不満を表明しています。投稿によると、スタッフの到着が遅れ、すぐに警備員が対応できなかったこと、さらにはリゾートマネージャーが被害者を別の部屋に移しつつも、事件のあった部屋を他の客に提供し続けることを示唆したとされる発言に疑問を呈しました。安全が確保されていないと感じたグループは、最終的に島を離れる決断を下しました。
容疑者の逮捕と供述内容
ラヨーン県警察署への通報後、捜査官は容疑者を特定しました。逮捕されたのは、近くの建設現場で働く31歳のナッタポン容疑者です。警察は、彼が携帯電話を使ってオンラインギャンブルをしている最中に追跡し、逮捕に成功しました。取り調べに対し、ナッタポン容疑者は、被害女性が宿泊している部屋を近くで見て衝動的に犯行に及んだと供述。性的暴行目的で夜間に侵入したが、女性が目覚めて叫んだため逃走したとされています。
警察による容疑者の起訴内容
警察はナッタポン容疑者を以下の容疑で起訴しました。
- 強姦未遂
- 夜間不法侵入
- 違法オンラインギャンブル
容疑者はさらなる法的手続きのため、捜査官に身柄を移送されています。この事件は、タイの観光地における観光客の安全対策の重要性を改めて浮き彫りにしています。
リゾートと当局の今後の対応
リゾート側は声明を発表し、容疑者が従業員ではなく、外部の建設作業員であったことを強調しました。また、敷地内には警備対策とCCTVが設置されており、事件を軽視したわけではないと説明。今後、非宿泊者の施設への出入りに関する審査手順を強化すると表明しました。ラヨーン県警察署長は6月4日にサメット島を訪問し、現場を視察するとともに、同様の事件の再発防止に向けた追加の安全対策について協議する予定です。


