タイ北西部ターク県のミャンマー国境付近で、ドローンが爆発し、ミャンマー人唐辛子農場労働者3名が死亡、2名が重傷を負いました。この爆発はミャンマー側から飛来したとみられる爆発装置が原因で、死亡者には11歳の子供も含まれています。The Thaigerが報じました。
ターク県、国境付近の農場で悲劇
タイとミャンマーの国境に位置するターク県フォッ・プラ郡ワーレ地区の唐辛子農場で、昨日6月2日午後4時頃、ドローンの爆発事故が発生しました。フォッ・プラ警察署の警察官、兵士、治安当局者が現場を調査した結果、グライダーに似た中型の爆発物ドローンが樹木の傍らにほぼ原型を留めた状態で発見されました。現場から約10メートル離れた唐辛子畑には、爆発によるクレーターが確認され、この地域の治安の不安定さが浮き彫りになりました。
犠牲者の身元と負傷者の状況
この悲劇により、現場で唐辛子を摘んでいたミャンマー人女性(25歳)が即死しました。また、重傷を負った4人の労働者が病院に搬送され、そのうち女性の夫(37歳)と11歳の息子が後に死亡しました。残る2名の負傷者、男性(31歳)と女性(30歳)は、メー・ソット病院に転送され治療を受けています。
ドローン爆発の経緯と当局の警告
警察によると、事故発生当日、国境のミャンマー側では激しい戦闘が一日中行われていたとのことです。労働者たちがタイ側で唐辛子を摘んでいた際、爆発物搭載ドローンがタイ領内に侵入し、大きな木に衝突して路傍に落下。タイラット紙の報道では、農場に落ちた爆発物らしきものを5人の労働者が調べに行ったところ、爆発したと伝えられています。
フォッ・プラ警察は、詳細な科学捜査のため現場を危険区域として封鎖しました。また、当局はフォッ・プラ国境沿いの住民に対し、不審な物体を見つけても動かしたり、触ったり、遊んだりしないよう警告し、直ちに当局に報告するよう呼びかけています。タイ国境周辺を旅行する際は、安全情報に十分注意し、不審なものには近づかないことが重要です。


