タイ・アユタヤ県で、81歳の高齢女性が排水管に閉じ込められる事故が発生しました。女性は飼い犬を助けようとして管に入り込んだと見られ、救助隊による懸命な作業の末、無事救出されました。この件はKhaosod Englishが2026年4月23日に報じました。
アユタヤで高齢女性が排水管に閉じ込められる
タイ中部アユタヤ県ナコンルアン地区にあるワット・サデット寺院の裏手で、81歳の女性が廃止された排水管の中に閉じ込められる事故が起きました。女性はプラチュアプ・ブーンパンチャンさんと特定されており、直径約50cm、長さ5メートルほどの鉄筋コンクリート製排水管の中にいました。この排水管は使用されておらず、内部は土で一部埋まっている状態でした。
救助活動の経緯と困難
通報を受けたアユタヤの救助隊は、ワット・サデット寺院近くのパーサック川付近の現場に急行しました。ソムデット・プラ・サンガラージャ病院の医療スタッフと救助隊員も加わり、救出活動にあたりました。管の内部は狭く、熱気がこもっていたため、救助隊と地元住民はコンクリート切断機を使って管の一部を開放。さらに、換気装置や扇風機を導入して管内の熱気を排出し、空気の流れを改善しました。
無事救出と女性の状態
約30分間の懸命な救助作業の後、管の中央付近に開口部が作られました。開口部から犬が走り出てきた直後、救助隊員が狭い空間に入り込み、慎重に女性を外へ引き出しました。女性は発見時、意識不明の衰弱状態で、全身に擦り傷を負っていました。すぐに病院へ搬送され、その後、当局によって無事が確認されました。
息子による状況説明
女性の息子である地元の僧侶は、寺院の裏で植物に水をやっていた際に物音を聞き、母親が管の中に閉じ込められているのを発見し、すぐに当局に通報したと話しました。彼は、母親が犬や猫を非常に可愛がっており、おそらく管の中に閉じ込められた動物を助けようとして入り込み、極度の暑さで倒れて自力で脱出できなくなったのではないかと推測しています。


