タイ中部ペッチャブリー県の山岳地帯で、観光客5名が立ち往生する事故が発生し、救助隊によって無事救出されました。このうち21歳の男性1名が下山中に体調不良を訴え、病院へ搬送されています。この救助活動は、地元ボランティア団体と警察の連携により行われたとThe Thaigerが報じました。
ペッチャブリー県カオ・エーゴー山での遭難
4月18日夜、ペッチャブリー県カオヨーイ郡ノンチュムポン準郡にある標高約900メートルのカオ・エーゴー山で、観光客5名が下山できなくなり、遭難しました。サワーン・サンペット・タンマサターン財団のボランティアが救助要請を受け、現場へと急行しました。
遭難したグループの一員は、午後2時頃から自然道を調査するために入山したと証言しています。また、功徳を積むための活動として、石や砂を山頂に運び、仏塔を建設する目的もあったと伝えられています。タイでは仏教が深く根付いており、このような功徳を積む行為は一般的に行われています。
困難を極めた夜間の救助活動
救助隊は、急勾配で岩が多く、暗闇に包まれた山岳地帯での作業に直面しました。発電機とスポットライトを駆使し、道を照らしながら慎重に活動を進めました。救助活動中、グループの21歳の男性がめまいを訴え、自力での歩行が困難な状態に陥りました。
救助隊員は、男性をボードに乗せ、ロープを大きな木に固定しながら、他の4名と共に安全に下山させました。一時は体調不良で救助が難航しましたが、隊員の迅速な対応により事なきを得ました。
無事救出と病院への搬送
最終的に、観光客5名全員が山から無事救出されました。体調不良を訴えた男性は、カオヨーイ病院へ搬送され治療を受けています。DailyNewsによると、この救助活動は約1時間で完了したとのことです。
タイでは、山岳地帯でのハイキングや観光中に道に迷ったり、体調を崩したりする事故が時折発生します。特に夜間や悪天候時の登山は危険が伴うため、十分な準備と注意が必要です。別の事例として、チェンマイのドイ・ナンメー山でも、ロシア人男性と中国人女性の観光客が森林で迷子になった後、地元警察と救助隊によって安全に発見されています。


