タイ・チョンブリー県で、オンラインスロットギャンブルにより全財産を失った21歳の男性が、ストレスから自ら命を絶つという悲劇が発生しました。男性は行方不明となった翌日、住民によって森の中で遺体として発見されたと、Khaosodが報じています。
チョンブリー県パントーン郡で遺体発見
2026年5月14日、タイ東部のチョンブリー県パントーン郡マープポーン地区の鬱蒼とした森の中で、住民がアリの卵を探していたところ、木に吊るされた男性の遺体を発見しました。通報を受け、パントーン警察署の警察官とタムラッサミーマニーラット財団の救助隊が現場に駆けつけ、捜査を開始しました。
オンラインギャンブルによる悲劇
発見されたのはミャンマー国籍のアン・ティアド・ウーさん(21歳)でした。通訳を介して事情聴取に応じた兄の証言によると、前日の5月13日午前中にはアンさんと普段通り会話を交わし、別々に仕事に向かったといいます。しかし、夕方17時頃に仕事が終わった後、アンさんはオンラインスロットギャンブルに興じ、口座の全残高を使い果たしてしまいました。
ストレスから行方不明に
全財産を失ったアンさんは、激しい怒りとストレスを感じ、兄に何も告げずに部屋を飛び出し、そのまま夜通し行方不明となりました。兄はアンさんに何度も連絡を試みましたが、電話は繋がらず、当初は友人の家で冷静になろうとしているのだろうと考えていたとのことです。しかし、翌日になって森で遺体が発見されたという知らせを受け、悲劇が明らかになりました。
警察が捜査と司法解剖を実施
警察は、救助隊に指示してアンさんの遺体を木から降ろし、パントーン病院へ搬送しました。今後、詳細な死因を特定するための司法解剖が行われ、その後、遺族に遺体が引き渡され、宗教的な儀式が執り行われる予定です。この事件は、オンラインギャンブルがもたらす深刻な社会問題と依存症の危険性を改めて浮き彫りにしています。


