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【ロッブリー県】精神疾患の姉を殺害、介護疲れか

※画像はイメージです(AI生成)

タイ中部ロッブリー県で、70歳の弟が精神疾患を患う77歳の姉を殺害する事件が発生しました。弟は姉を寺参りに誘い出し、人里離れた森の中で犯行に及んだとされています。Khaosodが報じたところによると、弟は姉の介護によるストレスが動機だと供述しています。

ロッブリー県で発覚した悲劇

2026年4月19日、ロッブリー県ムアン郡の廃水処理場近くの森で、花柄の服を着た高齢女性の遺体が発見されました。ロムブリー市警察のダナイデット・カンナリック副捜査官らが現場検証を行った結果、遺体は77歳のソムソンさん(仮名)と判明。彼女の首には鋭利な刃物による6ヶ所の傷があり、近くには血の付いた長さ約30cmの包丁が放置されていました。

寺参りと偽り連れ出し

警察の捜査により、ソムソンさんの弟である70歳のソムマイさん(仮名)が犯人として浮上しました。ソムマイさんの妻は、事件当日の昼頃、夫が台所から包丁を持ち出し、バイクのシートの下に隠すのを目撃したと証言。その後、ソムマイさんは寝ていた姉のソムソンさんを起こし、「寺参りに行こう」と誘ってバイクに乗せ、自宅を出発しました。

約1時間後、ソムマイさんだけが自宅に戻り、妻が姉の行方を尋ねると、「姉を殺害し、廃水処理場横の森に遺棄した」と告白。これを聞いた妻と近隣住民が現場に向かい、ソムソンさんの遺体を発見しました。

介護ストレスが引き起こした悲劇

警察の取り調べに対し、ソムマイさんは容疑を認めました。彼は、精神疾患を患う姉の介護に大きなストレスを感じていたと供述。姉が薬をきちんと服用せず、周囲に迷惑をかける行動を繰り返していたことが犯行の動機だと述べました。タイでは高齢者ケアにおいて家族の負担が大きく、介護疲れが社会問題化する懸念が指摘されています。

捜査の進展と今後の見通し

ソムマイさんは警察に逮捕され、現在、さらなる詳細な捜査が進められています。彼は今後、法的手続きに従って裁かれることになります。この事件は、タイ社会における高齢者介護問題の深刻さを改めて浮き彫りにしました。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
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