タイ中部チャチューンサオ県で、親族の女性が隣人の男に殺害される事件が発生しました。被害者が男の親を罵倒したことに逆上したことが動機とされており、地元メディアKhaosodが報じました。
事件発生と捜査開始
2026年4月17日午前7時頃、チャチューンサオ県バーンパコン郡ノンチョーク地区の民家で殺人事件が発生し、バーンパコン警察署のコムデート・ブンクート警部補らが捜査を開始しました。捜査チームには、鑑識班や救助隊も加わり、事件現場の詳しい調査が行われました。
凄惨な現場と被害者の特定
現場となった平屋の寝室では、工場勤務のティダーポーンさん(42歳)がベッドの上で仰向けに倒れ、血の海に沈んだ状態で発見されました。被害者の顔、首、体には複数の鋭利な刃物による刺し傷があり、部屋の床には割れたガラスの破片が散乱していました。警察はこれらの証拠を慎重に収集し、事件の手がかりとしました。
容疑者の逮捕と犯行の動機
捜査を進める中で、警察は被害者の隣の部屋に住む親族のソムプラソン容疑者に注目しました。彼の言動に不審な点が見られたため、警察署に連行して事情聴取を行ったところ、容疑者は犯行を自白しました。犯行の動機は、被害者がソムプラソン容疑者の親を頻繁に罵倒していたことに耐えかねたためと供述しています。タイ社会では家族への敬意が非常に重要視されるため、親への侮辱は特に強い怒りの感情を引き起こすことがあります。
犯行手口と証拠隠滅
ソムプラソン容疑者は、まず木製の棒で被害者を殴りつけ、その後、瓶で叩き、さらにナイフで首や体を何度も切りつけたと供述しました。犯行後、容疑者は血のついた服と凶器のナイフを袋に入れ、水中に投棄して証拠隠滅を図ったとされています。警察は容疑者を殺人容疑で逮捕し、今後、法的手続きを進める予定です。


