ブリラム県で殉職した兵士の母親が、ソンクラーンに息子がいない悲しみを語りました。毎年恒例の家族が集まる日に、息子が帰ってこない寂しさを胸に、母親は深い悲しみに暮れています。Khaosodが報じたところによると、タイ・カンボジア国境での衝突で命を落とした息子の100日忌が間もなく執り行われる予定です。
この記事の要約
- ブリラム県で、タイ・カンボジア国境衝突で殉職した兵士の母親が、ソンクラーンの家族の日に息子の不在を嘆きました。
- 母親は「息子は心が強かったが、私は心が弱い」と語り、今も息子の死を受け入れられない心境を明かしています。
- 息子の100日忌が、陸軍中将を迎えワット・フワイポー寺院で執り行われる予定です。
ブリラム県、ソンクラーンに響く母親の悲痛な声
タイのソンクラーン期間中、ブリラム県は例年通り活気に満ちていますが、その一方で、プラコーンチャイ郡パングー準県にあるワット・フワイポー寺院では、悲しみが漂っています。4月14日はタイの「家族の日」とされており、多くの家族が再会し、絆を深める特別な日です。
国境衝突で命を落とした兵士、チャーレルン曹長
昨年12月、タイ・カンボジア国境での衝突で殉職したサムルーン・クランプラコーン曹長(当時伍長、死後少将に昇進)の100日忌が、4月15日にワット・フワイポー寺院で執り行われる予定です。陸軍中将ウィーラユット・ラッサシン司令官が主宰し、故人の冥福を祈る法要が行われます。
寺院では、法要に向けて砂の仏塔を築く準備が進められており、夕方には読経が執り行われる予定です。この地域にとって、サムルーン曹長は国のために命を捧げた「勇敢な兵士」として記憶されています。
「まだ息子は生きていると信じたい」母親の深い愛情
サムルーン曹長の母親であるウン・クランプラコーンさん(80歳)は、息子の死から時間が経った今も、いまだ現実を受け入れられずにいます。彼女は「息子の死から時間が経っても、私の気持ちは変わらない。息子はまだ生きていると思っている」と語りました。
ウンさんは、毎年ソンクラーンやタイ正月には息子が必ず帰省し、ひざまずいて母親に挨拶し、食事を与えてくれたという温かい思い出を語っています。この習慣が、彼女の中で息子の存在をより強く感じさせていたようです。
家族の日に募る寂しさ、そして未来への決意
今年のソンクラーンは、息子がいない初めての「家族の日」となりました。ウンさんは「今年はもう息子が私に挨拶しに来ることはない。それでも、また会えることをいつも願っている」と胸の内を明かしました。彼女は「息子は勇敢で心が強かったが、私は心が弱い」と語り、これからも息子の死を受け入れるために努力していくと述べています。
AsiaPicks View
タイのソンクラーンは、家族が集まり故郷に帰る大切な時期です。特に東北部イサーン地方では、家族の絆が非常に強く、遠く離れていても帰省する文化が根付いています。このニュースは、ソンクラーンの賑わいの裏で、個人的な悲しみを抱える人々がいることを示しています。ブリラム県は観光客が訪れるような賑やかなカフェ街やナイトマーケットも多く、普段は安全なエリアですが、こうした個人的な悲劇が報じられることもあります。一般的なタイ旅行において、このような個人的な事件に巻き込まれる可能性は極めて低いので、過度な心配は不要です。
念のためこれだけ注意しておきましょう。まず、ソンクラーン期間中は交通量が非常に多く、交通事故に注意が必要です。次に、人混みではスリなどの軽犯罪が発生する可能性があるので、貴重品の管理を徹底しましょう。最後に、見知らぬ人からの飲食物の提供は安易に受け入れないようにしてください。
- ツーリストポリス:1155
- 在タイ日本国大使館:02-207-8500


