タイ・バンコクのマッカサン鉄道交差点で発生した列車と路線バスの衝突事故により、8名が死亡し、32名が負傷しました。タイ運輸省は、タイ国有鉄道(SRT)とバンコク大量輸送公社(BMTA)に対し、事故の徹底調査と被害者への全面的な補償を指示したとKhaosodが報じています。
事故の概要と政府の対応
2069年5月17日、バンコクのマッカサン鉄道交差点で、貨物列車とバンコク大量輸送公社(BMTA)の路線バス206号が衝突する痛ましい事故が発生しました。この事故により、8名が死亡し、32名が負傷するという甚大な被害が出ました。シリップン・アンカサクンキアット運輸副大臣は、首相が負傷者への最大限の治療と、死亡者の迅速な身元確認および遺族への引き渡しを指示したことを明らかにしました。
また、ピパット・ラチャキットプラカーン副首相兼運輸大臣も、病院での負傷者への支援と、遺族および被災者への密接なケアと補償を指示。運輸省、タイ国有鉄道(SRT)、バンコク大量輸送公社(BMTA)を含む関係機関に対し、事故原因の詳細な調査と、同様の悲劇が再発しないよう予防策を講じることを命じました。
被害者への補償と支援
シリップン運輸副大臣は、アナン・ポーニムデーンSRT総裁代行およびキッティカーン・チョムドゥアン・チャルウォラポンクンBMTA総裁と共に事故現場に急行し、状況の指揮を執りました。負傷者は近隣の病院へ緊急搬送され、BMTAはフアランポーン駅に取り残された乗客の安全な輸送を手配しました。
さらに、BMTAはムアンタイ保険および自動車事故被害者保護法に基づく基金と連携し、迅速かつ公正な補償手続きを進めるよう指示しました。初期補償額として、死亡者には1名あたり150万バーツ(約750万円)、負傷者には8万バーツ(約40万円)から最大50万バーツ(約250万円)が支払われる見込みです。BMTAは、死亡者の身元確認を密接に監視し、遺族への補償金支払いを迅速に進めるべく連絡を取っています。
安全対策の強化へ
シリップン運輸副大臣は、国民の懸念を深く理解しており、公共交通機関の安全性が最優先事項であることを強調しました。運輸省は、安全対策と方針をさらに強化し、同様の事故の再発防止のため、監視と追跡をより厳格に行う準備を進めています。タイの都市交通インフラは急速に発展していますが、それに伴う交通安全の確保は依然として重要な課題であり、特に鉄道と道路の交差点における安全性向上は急務とされています。
現場の状況と復旧作業
警察の鑑識班による現場検証と証拠収集が完了した後、BMTAはクレーン車を手配し、事故車両をマッカサン鉄道交差点からプララーム9車庫へ移動させました。これにより、鉄道の運行と道路交通が可能な限り早く通常の状態に戻るよう復旧作業が進められました。事故現場のクリアランスは、同日午前1時頃に完了しています。
なお、同日午後1時頃には、首相とシリップン運輸副大臣がカミリアン病院を訪れ、事故で負傷した人々を見舞い、激励する予定です。


