タイ中部ナコーンサワン県で、軍へのコネ入隊を謳い保証金を詐取し、4年間逃亡していた女が高速道路警察に逮捕されました。この詐欺事件は、被害者が親族を軍に入隊させたいという気持ちにつけ込まれたもので、容疑者は20万バーツ(約100万円)を騙し取った後、連絡を絶っていました。タイの地元メディアKhaosodが報じました。
軍へのコネ入隊を謳う詐欺師が逮捕
2026年5月27日、ナコーンサワン県のパホンヨーティン通り(国道1号線)において、56歳のプラカーイカーン容疑者が高速道路警察に逮捕されました。彼女は2025年4月9日付のノンタブリー県管轄裁判所からの逮捕状が出ており、「共謀による財産詐欺」の容疑がかけられています。警察によると、容疑者は「タイ王国軍に強いコネがあり、入隊を斡旋できる」と主張し、被害者から高額な保証金を騙し取っていました。
4年間の逃亡生活の末に
この事件は、2022年11月頃、ノンタブリー県のパクレッド警察署に被害者が被害届を提出したことから始まりました。被害者は、知人を通じてプラカーイカーン容疑者と知り合い、彼女が軍の幹部と繋がりがあると信じ込まされました。容疑者は、入隊には一人あたり40万バーツ(約200万円)の手数料が必要であり、その半額である20万バーツ(約100万円)を前金として支払うよう要求しました。被害者は親族を軍に入れたい一心で、バンコク近郊のチャエンワッタナにある有名デパートで現金を手渡しました。
被害の実態と捜査の経緯
しかし、前金を受け取った後、プラカーイカーン容疑者は様々な言い訳を繰り返し、約束された入隊手続きは一向に進みませんでした。被害者が返金を求めても、彼女は引き延ばし続け、最終的には連絡が取れなくなりました。このため、被害者は警察に被害届を提出し、捜査の結果、容疑者に対する逮捕状が発行されました。
容疑者の逮捕と自白
その後、ナコーンサワン高速道路警察は、プラカーイカーン容疑者がタック県からバンコクへ向かっているとの情報を入手し、ナコーンサワン県内のパホンヨーティン通りで検問を実施しました。報告された車両が発見され、車内にいた容疑者がその場で逮捕されました。取り調べに対し、プラカーイカーン容疑者は全ての容疑を認めました。彼女は現在、パクレッド警察署に身柄を送られ、法的手続きが進められています。


