タイ中部チャチューンサオ県で、オートバイに乗っていた中国人女性が誤って落とした現金2万バーツ(約10万円)が、地元住民と救助隊員の協力により全て回収されました。この心温まる出来事は5月24日日曜日の夜に発生し、タイの人々の親切心が再び示されました。The Thaigerが報じました。
バイクから現金2万バーツが散乱
この日、チョンブリー県のバンセーンビーチへ向かっていた28歳の中国人女性は、チャチューンサオ県のバーンナー・トラート通りをオートバイで走行中にバッグを落としてしまいました。バッグが路面に落ちた衝撃で、中にあった現金2万バーツ(約10万円)と書類が道路に散乱。女性は現金だけでなく身分証明書も失うことに深く動揺し、タイでの滞在が困難になる状況に涙を流していました。
地元住民の協力で捜索開始
午後7時30分頃、帰宅途中の救助隊員モンコン・キアオサアット氏が、道路脇で泣いている女性と、すでに彼女を助けようとしている5、6人のタイ人住民を発見しました。モンコン氏もすぐに捜索に加わり、他の運転手たちも協力。多くの人々が女性の周りに集まり、暗闇の中で散乱した現金を懸命に探し始めました。タイの安全な社会がこうした善意によって支えられていることが伺えます。
1時間で現金全てを回収、女性は感謝
約1時間の捜索の結果、奇跡的に全ての現金とバッグが回収され、女性に無事返還されました。中国人女性は、全てのお金が戻ってくるとは思っていなかったため、協力してくれた全ての人々に深く感謝の意を示しました。この出来事は、タイ旅行中の外国人観光客にとっても、地元の温かい人々に触れる良い機会となったでしょう。
過去にも同様の善意の事例
タイでは、このような善意の行動は珍しいことではありません。2022年にはコンケン県で、道路に散乱した9万2千バーツ(約46万円)の現金が、複数の運転手によって回収され持ち主に返還されるという類似の事例も報告されています。この時も全額ではないものの、持ち主は返還された現金を大変喜んでいました。タイの治安の良さを示すエピソードとして、こうした話は多くの人々に感動を与えています。


