タイ東北部のコーンケン県で夏の嵐が猛威を振るい、家屋が倒壊して60歳の女性が死亡しました。4月18日未明、激しい風雨により住宅の壁が崩れ落ち、寝ていた女性が下敷きになったと報じられています。この悲劇は、現地メディアKhaosodが伝えました。
夏の嵐による悲劇、コーンケン県で女性が死亡
2026年4月18日、コーンケン県バーンパイ警察署の警察官が、バーンパイ郡フアノーン地区ムー6バーン・ノーンパイにある住宅で死亡事故の調査に入りました。現場では、コンクリート製の壁が倒壊し、ギングパカさん(60歳)がベッドの下で壁に押しつぶされて死亡しているのが発見されました。救助隊が遺体を壁から運び出す作業を行いました。
父親の悔恨と事故の状況
ギングパカさんの父親であるマンさん(82歳)は、前夜の豪雨と強風について語りました。当時2階で寝ていたマンさんは、最初は雨水を貯められると考えたといいます。しかし、停電で暗く、嵐が収まった後もそのまま就寝。午前5時30分に起床し、娘の部屋へ行くと、壁の下敷きになって死亡している娘を発見しました。「もし早く気付いていれば、娘を助けられたかもしれない」と、悔しさをにじませました。タイの地方部では、災害への備えが十分でない家屋も多く、このような自然災害による被害が後を絶ちません。
県による緊急対応と今後の警戒
コーンケン県のカジョンキアット・ラックパニットマニー知事は、夏の嵐による被害を受けた地域に対し、緊急の被害調査と初期支援を指示しました。地方行政機関と地域リーダーには、被害を受けた住民の家屋修繕を支援するよう要請が出されています。タイ東北部では、気候変動の影響で異常気象が増加傾向にあり、特にソンクラーン期間後の夏の嵐は強くなる傾向があります。
気象局からの厳重な警戒呼びかけ
東北地域北部気象センターは、夏の嵐に関する第4号警報を発表しました。2026年4月17日から20日にかけて、東北部北部で夏の嵐の影響が予測されており、特に4月19日には、東北部北部全域で広範囲にわたる夏の嵐と降雨が予想されています。気象局は住民に対し、突然の強風や雷雨、ひょうに注意し、厳重な警戒を呼びかけています。この時期のタイ旅行を計画している方は、現地の気象情報に十分な注意が必要です。


