タイ東北部ナコーンラチャシーマー県(コラート)の大麻乾燥工場で火災が発生し、数百万バーツ(約数千万円)の損害が出ました。乾燥機からの出火が原因と見られており、地元消防隊が2時間以上かけて消火活動にあたったとThe Thaigerが報じています。
コラート大麻工場で未明の火災
5月27日午前2時頃、ナコーンラチャシーマー県ムアン地区にある大麻乾燥工場で大規模な火災が発生しました。工場で作業していた従業員が異音を聞いた後、乾燥機から炎が上がったと証言しています。火の回りが速く、従業員たちは初期消火を試みたものの、手の施しようがなく避難を余儀なくされました。
消火活動と甚大な被害
通報を受け、ノンブアサラ、ノンラウィアン、ナコーンラチャシーマー市、フアタレーの各自治体から消防隊が出動。複数の消防車が現場に駆けつけ、およそ2時間以上かけてようやく火災を鎮火させました。この火災により、工場建物、内部の機械、そして大量の乾燥大麻に甚大な被害が出ました。Naewnaの報道によると、損害額は数百万バーツ(約数千万円)に上るとみられています。
火災原因と今後の捜査
ムアン・ナコーンラチャシーマー警察署の捜査官は、本日5月28日に鑑識官と連携し、火災現場の詳細な調査を行う予定です。特に電気系統と火元となった大麻乾燥機の徹底的な検証が進められます。今回の事故原因は現在も調査中ですが、タイにおける大麻関連施設の安全管理が改めて問われる事態となっています。
背景として、タイ政府はBCG(バイオ・循環型・グリーン)経済を推進しており、医療用大麻の合法化はその一環として経済活性化への期待がありました。しかし、2022年の大麻解禁後、乱用対策として2025年6月末には処方箋提示義務化など新規制が導入される予定であり、市場は大きな転換期を迎えています。


