タイ・ノンタブリ県で、国家汚職防止委員会(NACC)の調査局長が飲酒運転により配達員を死亡させる事故を起こし、警察に出頭しました。この事件は5月28日に発生し、容疑者には過失致死を含む3つの重い罪状が課される見通しです。Khaosodが報じたところによると、警察は高官の関与にもかかわらず、厳正な捜査を進める方針を示しています。
ノンタブリ県で発生した悲劇
2026年5月28日、タイ中部のノンタブリ県ムアン郡にあるバンラックノーイ立体交差路で、痛ましい交通事故が発生しました。この事故で、43歳の配達員ソラナリン・ナーコンシー氏が命を落としました。現場に駆けつけた警察官によると、事故を起こしたピックアップトラックの運転手は、国家汚職防止委員会(NACC)の調査・特別事務局長であるジャロン・モーケークロー氏でした。
NACC高官の飲酒運転と重い容疑
ジャロン氏は事故当時、血中アルコール濃度が189mg%と極めて高い状態で運転していたことが判明しています。警察はジャロン氏に対し、以下の3つの重罪で告発する準備を進めています。
- 飲酒運転による死亡事故
- 過失致死
- 衝突後、停車して救護せず、当局に身元を明かさなかった罪
この事故は、タイの飲酒運転に対する厳しい目が向けられる中、改めて社会に警鐘を鳴らすものとなりました。
警察の厳正な捜査と出頭
ノンタブリ県警察副司令官のチョークチャイ・カナチャルーン大佐とバンシームアン警察署長のプーミシット・タンウィットデチャー大佐は、事故現場で車両の検証を行いました。警察は、容疑者が高官であるにもかかわらず、捜査に一切のプレッシャーを感じていないと強調しています。警察はすでに重要な証拠を確保しており、ジャロン氏も警察からの連絡を受け、本日中に自ら出頭する意向を示しています。この事件は、タイにおける交通事故と飲酒運転の危険性を改めて浮き彫りにしています。


