ホームタイタイ・75歳女性の首に26cmの角状腫瘍、皮膚がんと判明

タイ・75歳女性の首に26cmの角状腫瘍、皮膚がんと判明

※画像はイメージです(AI生成)

タイで75歳の女性の首の後ろから、長さ約26センチメートルにも及ぶ「角」のような腫瘍が成長しているのが発見されました。当初、周囲の人々は迷信的な原因を疑っていましたが、病院での診察の結果、この奇妙な成長の正体が悪性の皮膚がんであることが判明したと、KhaosodがTensiaページの報告を引用して伝えています。

謎の「角」と周囲の反応

タイの75歳になる女性の首の付け根に、ある日小さな塊が出現しました。痛みやかゆみはなかったため、女性は放置していました。しかし、数年かけてその塊は徐々に成長し、硬く、厚くなり、最終的には湾曲して「角」のような形状になりました。その奇妙な外見から、周囲の人々は呪いなどの迷信的な現象を疑い、何が起こっているのかと心配しました。

最終的に、その塊は髪で隠しきれないほど大きくなり、睡眠時にも不便を感じるようになったため、親族が女性を病院へ連れて行くことを決断しました。

医師による診断と「皮膚の角」

病院で診察を受けた医師は、その巨大で硬く、湾曲した塊が後頭部の皮膚から突出しているのを見て、すぐに「角状皮膚腫瘍(Cutaneous horn)」と診断しました。この珍しい症状は、皮膚細胞がケラチン(爪や髪、皮膚の上層を構成するタンパク質)を異常に生成し、蓄積することで硬い突起となるものです。

CTスキャンで検査した結果、腫瘍は頭蓋骨に浸潤していなかったため、多くの人々は安堵しました。

隠された悪性腫瘍

医師は腫瘍を完全に切除し、組織を病理検査に提出しました。その結果、「角」の下には実際に扁平上皮癌(Squamous cell carcinoma, SCC)という皮膚がんが隠されていたことが明らかになったのです。幸いなことに、がんは皮膚の表層にとどまっており、血管や神経への転移は見られませんでした。

手術後、女性は5年間の経過観察を受け、再発は確認されていません

異常な皮膚の成長への警告

このケースは、身体に現れる「珍しいもの」が単なる外見上の問題ではないことを示しています。特に高齢者や、顔、頭皮、首など日光に頻繁に当たる部位に、慢性的で硬く、厚く、変形したり急速に成長したりする皮膚の塊が見られる場合、皮膚がんの前兆である可能性があるため、必ず医師の診察を受けるべきだと専門家は警鐘を鳴らしています。

タイの医療現場では、高齢者の健康管理が重要視されており、このような異常への早期発見と治療が推奨されています。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
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