ベトナム・ビンズオン省で、110kVの高圧送電線電柱の基礎ボルトが複数欠落していることが判明し、住民の間に深刻な不安が広がっています。特に雨季と台風シーズンを前に、電柱倒壊の危険性が指摘されており、地域の安全保障が問われています。Tuoi Treが報じたところによると、地元当局と電力会社は状況を把握し、緊急対応を約束しました。
危険な状態の電柱が発覚
ベトナム南部ビンズオン省の幹線道路沿いに設置された110kV送電線の電柱の基礎部分で、複数のボルトが欠落していることが明らかになりました。この電柱は地域の主要な電力供給を担っており、その不安定な状態は大規模な停電や事故につながる恐れがあります。目撃者によると、ボルトの欠落は一部の電柱だけでなく、広範囲で確認されているとのことです。
住民の懸念と過去の教訓
地元住民は、この問題が発覚する前から電柱の老朽化やメンテナンス不足を懸念していました。特に、まもなく到来する雨季と台風シーズンは、強風や豪雨によって電柱が倒壊するリスクを著しく高めます。過去にもインフラの不備が原因で人命に関わる事故が発生しており、住民は電力会社と当局に対し、迅速かつ徹底した対応を求めています。安全な生活環境の確保は、住民にとって喫緊の課題です。
電力会社の緊急対応と今後の見通し
Tuoi Treの報道を受け、ビンズオン省電力会社は事態を重く見て、即座に現場の緊急点検チームを派遣しました。同社は、欠落したボルトの補修作業を速やかに開始し、他の電柱についても安全性の確認を徹底すると表明しています。住民の不安を解消するため、電力供給の安定化とインフラの安全管理に対する信頼回復が急務となっています。今回の件が、ベトナム全土のインフラ点検を促すきっかけとなることが期待されます。


