タイ東北部ナコンパノム県で、中国へ輸出される予定だったドリアン40トンを積んだ大型トレーラートラックが横転事故を起こしました。運転手は車内に約7時間にわたり閉じ込められ重傷を負いましたが、奇跡的に生還しました。この事故はKhaosodが報じました。
ナコンパノム県での追突・横転事故
2026年4月27日、ナコンパノム県タートパノム郡ウムマオ準県ドンサワン村の道路で、ドリアンを積んだ大型トレーラートラックがピックアップトラックに追突後、バランスを崩して道路脇に横転しました。事故現場では、追突されたピックアップトラックも道路から逸脱していましたが、運転手に怪我はありませんでした。
7時間にも及ぶ救出活動と奇跡の生還
横転したトレーラートラックの運転手(50歳男性)は、激しく損傷した車両の残骸に閉じ込められ、重傷を負いました。スワンナワート・タートパノム救助協会とサムデットプラユパラート・タートパノム病院の救急隊員らが連携し、酸素ボンベ、人工呼吸器、油圧切断機などの特殊機材を用いて救出活動にあたりました。この救出作業は7時間以上にも及びましたが、運転手は奇跡的に意識があり、脈拍も確認された状態で救出され、直ちにサムデットプラユパラート・タートパノム病院へ搬送されました。
居眠り運転の可能性と国際輸送ルート
初期調査によると、トレーラートラックの運転手は、タイ中部からイサーン地方のナコンパノム県にある国境まで長距離を運転しており、居眠り運転が事故の原因となった可能性が指摘されています。このドリアン40トンは、タイ・ラオス友好橋3号線(ラオス・カムアン県経由)を渡り、ラオス、ベトナムを経て最終的に中国へ輸送される予定でした。メコン地域を結ぶ経済回廊における物流の重要性が高まる中、長距離輸送における安全対策の強化が求められています。


