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【ベトナム・ダクラク省】カンボジアからの帰国者12名、高給詐欺組織を捜査

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ベトナムのダクラク省出身者12名がカンボジアから帰国し、「楽な仕事で高給」を謳う詐欺組織の捜査が開始されました。彼らは誘いに乗りカンボジアへ渡ったものの、実態は強制労働や詐欺行為を強いられるケースが多いとされています。VnExpressの報道によると、ベトナム警察は今回の件をきっかけに、同様の被害を未然に防ぐための捜査を強化しています。

ダクラク省住民12名のカンボジアからの帰国

ベトナム中部のダクラク省の警察は、カンボジアから帰国した同省出身の住民12名を受け入れました。これらの人々は、SNSや知人からの「高給で簡単な仕事」という甘い誘い文句に乗り、カンボジアへと渡航していました。しかし、現地で彼らを待ち受けていたのは、期待とはかけ離れた詐欺行為への強制参加や劣悪な環境での労働でした。多くの場合、パスポートを取り上げられ、自由を奪われるなど、人身売買の被害に遭うケースが報告されています。

「楽な仕事、高給」詐欺の手口と東南アジアの状況

近年、東南アジアでは「楽な仕事で高給」を謳う求人詐欺が横行しており、特にカンボジアはこうした詐欺の温床の一つとなっています。貧困や経済的困難を抱える人々が、SNSを通じて高額な報酬を提示されることで、安易に海外での就職を求める傾向にあります。しかし、実際に現地に到着すると、オンライン詐欺や違法なギャンブルサイトでの強制労働を強いられることが多く、拒否すれば暴力や身代金を要求される危険性もあります。ベトナムとカンボジアの間には経済格差があり、国境を越えた人の移動が活発なため、こうした詐欺のターゲットとなりやすい背景があります。

ベトナム当局による捜査強化と注意喚起

ダクラク省警察は、今回帰国した12名から詳細な事情聴取を行い、背後にある組織的な人身売買や詐欺ネットワークの全容解明を進めています。警察は、海外での高給求人には慎重に対応するよう国民に強く呼びかけています。特に、具体的な仕事内容が不明確であったり、事前の費用を要求されたりする場合には、詐欺である可能性が高いとしています。ベトナム当局は、こうした国際的な詐欺組織の摘発と、被害者の保護に積極的に取り組んでいく方針です。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
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