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バンコク・プラトゥーナム橋、MRT建設で長期閉鎖

※画像はイメージです(AI生成)

バンコクのプラトゥーナム交差点にかかる橋が、MRTオレンジラインの建設工事のため、4月24日夜から2027年2月11日まで終日閉鎖されます。この閉鎖は、地下鉄構造物の建設に伴うもので、期間中はペッチャブリー通りの交通規制が実施されます。タイ高速度交通公社(RMFT)が発表したもので、市民には迂回路の利用や公共交通機関への移行が推奨されています。

バンコク中心部の交通に影響、MRTオレンジライン建設が本格化

タイ高速度交通公社(RMFT)のモンツリー・デーチャサクンソム委員長は、ピサヌー・ホーラクル委員、バンナラック・スームトーン委員、ウィチャユット・ブーンチット委員、そしてキッティコーン・タンパオ副総裁(工学・建設担当)と共に、プラトゥーナム交差点の橋の閉鎖準備状況を視察しました。この橋は、4月24日午後10時から2027年2月11日まで、24時間体制で閉鎖されます。

閉鎖の目的は、MRTオレンジラインの地下構造物を建設するため、ペッチャブリー通り側の橋脚部分で地下工事を行うためです。これは、バンコクの慢性的な交通渋滞を緩和し、都市機能を向上させるための都市鉄道網整備計画の一環として進められています。

迂回路と交通規制の詳細

閉鎖期間中、プラトゥーナム交差点では、ペッチャブリー通りを通過する車両のみ通行が可能となります。具体的には、都心方面行きが2車線、郊外方面行きが3車線に規制されます。RMFTは、工事開始当初は迂回準備のための車線変更が行われると説明しています。

RMFTは、このルートを利用する市民に対し、移動時間の余裕を持つこと、特に閉鎖初期には注意するよう促しています。また、代替ルートとして、シーラット高速道路、シーアユタヤ通り、ラマ1世通りなどの利用を推奨しており、交通混雑を避けるために公共交通機関の利用も検討するよう呼びかけています。

橋の構造と安全性の確保

RMFT委員会は、プロジェクト管理コンサルタントに対し、プラトゥーナム交差点の橋の橋脚撤去手順と再建に関する詳細な説明を求めました。これは、地下鉄トンネルの建設を可能にするため、橋の基礎と杭の設計を適切に再計算し、構造の安定性と安全性を最大限に確保するためです。

広報活動と交通整理員の配置

RMFT委員会は、プロジェクトチームに対し、プラトゥーナム交差点の橋の閉鎖計画について、様々なメディアを通じて最大限に広報活動を行うよう指示しました。これにより、市民への周知と理解を深めることを目的としています。また、工事現場の手前には、適切な距離で案内標識を設置し、交通整理員を配置して交通の円滑化を図るよう求めています。RMFTは、この工事によって生じる不便について、市民に理解と協力を求めています。

今回のプラトゥーナム交差点の橋閉鎖は、バンコクの交通インフラ整備における避けられない「痛み」と言えるでしょう。バンコク首都圏では、長年にわたる慢性的な交通渋滞が深刻な課題となっており、特に中心部では物流コストの高騰やPM2.5などの環境問題にもつながっています。タイ政府は「M-MAP(Mass Rapid Transit Master Plan in Bangkok Metropolitan Region)」に基づき、都市鉄道網の整備を国家の威信をかけた成長戦略と位置づけ、大規模な投資を継続しています。この工事は、将来的な都市機能向上と交通利便性確保のための重要なステップです。

在住日本人や日系企業にとっては、工事期間中の交通渋滞悪化は避けて通れない問題となります。特に通勤や物流に影響が出る可能性があるため、早めの情報収集と移動計画の見直しが不可欠です。公共交通機関の利用を積極的に検討したり、フレキシブルな勤務体制を導入したりするなど、生活やビジネスへの影響を最小限に抑えるための対策が求められます。長期的な視点で見れば、MRTオレンジラインの開通は、バンコクの移動をよりスムーズにし、都市の魅力向上につながるでしょう。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
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