タイ南部ナコンシータマラート県のマンゴスチン農園で元警察官が射殺されました。2026年5月11日午前、ラッサカ郡の山中にある農園で遺体が発見され、Khaosodの報道によると、農園への出入りを巡るトラブルが原因とみられています。
ナコンシータマラート県の山中で発見
2026年5月11日午前10時30分頃、ナコンシータマラート県ラッサカ郡カムローン地区のマンゴスチン農園で男性が射殺体で発見されたとの通報がありました。警察官らが現場に急行しましたが、現場は山間部に位置し、連日の激しい雨により道路状況が悪く、徒歩で約6km進む必要がありました。このような山間部の交通・インフラの課題も、捜査を困難にしています。
被害者の身元と状況
現場に到着した警察は、マンゴスチンの木の下で仰向けに倒れている男性の遺体を発見しました。被害者は元警察官のスラチェートさん(38歳)と特定され、胴体に9mm拳銃による複数の銃創(3〜4発)がありました。遺体の傍らにはM16ライフルが落ちており、これはスラチェートさんのものとみられています。
スラチェートさんはかつてタイ南部国境地帯で警察官として勤務していましたが、退職後は故郷のラッサカ郡で農園を経営していました。彼はカムローン地区の区長の甥にあたるとのことです。
農園へのアクセス巡る対立が原因か
捜査関係者によると、スラチェートさんは退職後、この山上の農園で暮らし、ほとんど村に降りてくることはなかったといいます。今回の事件の背景には、農園の経営を巡る対立、特に農園への出入りを巡る問題があったと警察はみています。地域社会における土地や財産の権利に関する紛争は、タイの地方部で時折見られる社会問題であり、今回の事件もその一例である可能性があります。現在、警察はスラチェートさんとトラブルを抱えていたとされる容疑者の追跡を開始しており、事情聴取を進める予定です。


