タイの高級住宅街トンローで、外国人男性がカフェの女性バリスタから巧妙な手口でiPhone 17をだまし取り逃走しました。この事件は2026年4月18日に発生し、犯人は過去にも窃盗で逮捕され、ビザが2年以上切れている不法滞在者であることがKhaosodの報道で明らかになりました。
トンローで巧妙な手口の窃盗事件発生
2026年5月2日、バンコクの高級エリア、トンローにある飲食店で働く27歳のバリスタ、パリチャットさんが「サイマイ・トンロット」ページに助けを求めました。彼女は4月18日、来店したアジア系白人風の外国人男性にiPhone 17をだまし取られた上、飲食代1,463バーツ(約7,315円)も踏み倒されたと訴えています。
被害内容と犯行手口
男性は正午過ぎから店に滞在し、午後3時過ぎにカウンターへやって来ました。「電話を忘れた」と主張し、パリチャットさんの携帯電話を借りました。一度は返却しましたが、すぐに「電話がかかってきた」と再び借り、店内をうろついた後、隙を見て裏口から逃走。パリチャットさんの大切なiPhone 17と未払いの飲食代を残して姿を消しました。
不法滞在の常習犯、過去にも逮捕歴
被害届を受けたトンロー警察が防犯カメラ映像を確認したところ、犯人は40歳前後のモンゴル人男性と判明しました。この男性には驚くべき前科がありました。彼はバンコク各地で窃盗を繰り返しており、2025年6月9日には移民警察とフワイクワン警察署に逮捕されています。さらに、彼のビザは2年以上も期限切れで、タイに不法滞在していることも明らかになりました。
被害者と支援団体からの訴え
パリチャットさんはインターネットで犯人の情報を調べ、昨年逮捕されていたことを知り、「なぜまだ自由に犯行を繰り返せるのか。ビザが切れて2年も経つのに、タイの法律は彼に何もできないのか」と憤りをあらわにしています。「サイマイ・トンロット」共同設立者のニラン氏は、この事件を「社会に対する大きな脅威」と位置付け、トンロー警察署に対し、迅速な捜査と逮捕を要請しました。
市民への注意喚起と今後の捜査
ニラン氏はまた、入国管理局に対し、ビザ切れで前科のある人物がなぜタイ国内に滞在し続けられるのかを徹底的に調査し、国外追放とブラックリストへの登録を求めました。これにより、将来的に同様のトラブルがタイ国民に及ぶことを防ぐ狙いです。彼は市民や店舗経営者に対し、見知らぬ人、たとえ顧客であっても貴重品を安易に貸し出さないよう、タイでの安全確保のために注意を促しています。


