ホームタイ【バンコク】受刑者の兄、刑務所内の不当告発を裏付け

【バンコク】受刑者の兄、刑務所内の不当告発を裏付け

※画像はイメージです(AI生成)

タイ・バンコクのバン・クワン刑務所に収監されている重犯罪受刑者シア・ペーン・ナロード氏の兄が、刑務所内での不当な扱いを訴える音声クリップが本物であることを確認しました。この告発は、シア・ペーン氏が刑務所内で嫌がらせや権利侵害を受けていると主張するもので、兄は弟がさらなる報復を受けることを深く懸念しているとKhaosodが報じています。

バンコク・バン・クワン刑務所からの告発

約2年前、ナコンシータマラート県の病院から脱走し、インドネシアで逮捕・送還されたチャワリット・トーンドゥアン氏(通称シア・ペーン・ナロード、41歳)は、現在バンコクの厳重警備施設であるバン・クワン刑務所に収監されています。最近、シア・ペーン氏から記者団に送られた音声クリップには、刑務所内で不当な扱いを受けているとの訴えが録音されていました。特に、訴訟における嫌がらせや、恩赦申請のための書類送付が妨害され、権利を失ったと主張しています。

受刑者の不当な扱いと不正行為

シア・ペーン氏は、クロンプレーム刑務所など他の施設への移送を求めるとともに、関係機関に対し徹底的な調査を要求しています。また、多くの受刑者が同様の嫌がらせを受けていると主張し、刑務所職員の一部が受刑者に携帯電話やコンピューターの使用を許容しており、これが規定違反であるだけでなく、国際麻薬事件に関与している可能性も指摘しました。このような不正行為は、タイの刑務所における治安問題として浮上しています。

兄による音声クリップの確認と懸念

この告発を受け、シア・ペーン氏の兄であるガシチャート氏(44歳)は、音声クリップが弟の声であることを確認しました。彼は、この情報公開には良い面と悪い面があると述べ、良い面は弟の刑務所での生活状況が社会に知られることだとしながらも、「この後、弟がさらに嫌がらせを受けたり、刑罰が重くなったりするかもしれない」と強い懸念を表明しました。ガシチャート氏によると、以前にもシア・ペーン氏から刑務所内の不満を綴った手紙を受け取っており、他の親族も同様の問題を訴えているとのことです。

関係機関の対応が待たれる状況

今回の告発に対し、現時点では関係機関からの公式な説明は発表されていません。タイの刑事司法制度における透明性と公正性の確保が求められる中、今後の調査と対応が注目されます。このような告発は、タイの刑務所における人権問題や腐敗防止の重要性を浮き彫りにしています。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
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