ホームタイ【バンコク】タクシン元首相、仮釈放条件のEMブレスレットに異議

【バンコク】タクシン元首相、仮釈放条件のEMブレスレットに異議

出典:元記事

タイのバンコクで、タクシン元首相が5月11日の仮釈放を控える中、電子監視(EM)ブレスレットの着用義務に疑問を呈しています。彼の弁護士によると、高齢と健康上の問題を理由にこの条件への懸念を示しており、家族も同様の意見を表明しています。この動きは、The Thaigerが報じたもので、元首相の今後の動向に注目が集まっています。

タクシン元首相の仮釈放とEMブレスレット

タクシン元首相は、一般基準に基づく仮釈放リストに名前が挙がり、5月11日にバンコクのクローンプレム中央刑務所を出所する予定です。彼の弁護士ウィニャット・チャットモントリー氏は4月30日、司法省の小委員会が859人の受刑者とともにタクシン氏の仮釈放を承認したと発表しました。しかし、タクシン氏は70歳以上の高齢であることと慢性的な健康問題を抱えているため、EMブレスレットの着用義務に懸念を表明しています。

タクシン氏は「逃亡するつもりなら、刑に服するために自ら出頭することはなかっただろう」と述べ、国外逃亡の意図がないことを強調しました。この発言は、彼の今後の行動に対する国民の不安を払拭する狙いがあると見られます。

家族からの懸念と背景

タクシン氏の末娘であるペートーンターン・シナワットラ氏(現首相)も、昨日クローンプレム刑務所で父親を訪問し、家族が仮釈放決定を喜んでいる一方で、EMブレスレットの条件には異議があることを記者団に語りました。彼女は「通常、高齢の受刑者はEMブレスレットを必要としませんが、委員会が決定した以上、そのプロセスに従います」と述べました。これは、タイの司法における高齢者への扱いについて新たな議論を呼ぶ可能性があります。

タクシン氏は昨年後半に収監されましたが、最高裁判所が6ヶ月間の入院期間を刑期に含めないと判断したため、当初9月9日に予定されていた釈放が早まった形です。釈放後の最優先事項は徹底的な健康診断を受けることだとペートーンターン氏は付け加えました。

タイの政治における影響と今後の展望

タクシン元首相の仮釈放は、タイの政治情勢に大きな影響を与える可能性があります。彼の釈放は、与党プータイ党にさらなる追い風となる見方もあれば、健康状態とEMブレスレットの条件が今後の政治活動にどう影響するか、注目されています。この件は、タイの司法制度と高齢受刑者の扱いに関する議論を再燃させる可能性も秘めており、今後の動向が注目されます。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
RELATED ARTICLES
- Advertisment -
Google search engine

Most Popular

Recent Comments