ベトナムの首都ハノイで、踏切の線路内で立ち往生した電動自動車が走行中の列車に衝突され、大破する事故が発生しました。この衝撃的な事故は18日夕方に発生し、運転手は間一髪で脱出したものの、車両と鉄道施設に大きな被害が出ました。VnExpressが報じたところによると、ハノイ市では鉄道事故が近年増加傾向にあるとのことです。
【ハノイ】線路で立ち往生、列車に吹き飛ばされた自動車
事故は18日午後6時30分頃、ハノイ市ダイ・スエン区グオット交差点付近の踏切で発生しました。男性が運転する電動自動車が路地から国道1号線へ向かうため線路を横断しようとした際、遮断機が降りてきて車両が線路内で立ち往生してしまいました。この危険な状況に気づいた通行人らが運転手と共に車両を動かそうとしましたが、間に合いませんでした。
立ち往生からわずか1分足らずで、ハノイ市方面から走行してきた列車SE6が電動自動車に衝突。車は線路から大きく吹き飛ばされ、大破しました。運転手は衝突の数十秒前に車から脱出し、無事でした。
事故現場の状況と被害
衝突された電動自動車は現場で大きく破損し、エアバッグが展開していました。また、列車との衝突の衝撃で、踏切の信号柱や鉄道標識も倒壊しました。ハノイ市では、このような鉄道事故が頻発しており、交通安全への意識向上が喫緊の課題となっています。特に、都市鉄道を核とした交通インフラ整備が進む中で、踏切の安全確保は重要なテーマです。
ハノイ市における鉄道事故の増加と対策
近年、ハノイ市内の鉄道区間では事故件数が増加傾向にあり、地元当局はこれを受けて、住民が勝手に設置した多くの横断路を閉鎖するなどの対策を講じています。一般的な事故原因としては、以下の3つが挙げられます。
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赤信号や遮断機がまだ降りていないにもかかわらず、踏切を渡ろうとする行為
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遮断機が降りている最中や降りた後に踏切を無理に横断する行為
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線路の安全範囲内に車両を停車させる行為
これらの行為は重大な事故につながるため、地元当局は注意喚起と取り締まりを強化しています。安全な交通環境の実現には、インフラ整備と利用者の交通ルールの順守が不可欠です。


