タイ・チョンブリー県で、ソンクラーン祭り中に上半身裸で踊ったトランスジェンダー女性が、公衆わいせつ罪で罰金処分を受けました。この事件は4月20日にバンサレービーチロードで発生し、翌21日に警察が本人を特定して事情聴取を行いました。The ThaigerがKhaosodの報道を引用して伝えています。
ソンクラーン祭での不適切行為
チョンブリー県サタヒップのバンサレービーチロードで盛大に開催されたソンクラーン祭りの「ワンライ・フェスティバル」期間中、一人のトランスジェンダー女性が上半身裸でダンスを披露する様子が撮影されました。ビキニスタイルの衣装を着て踊っていた彼女は、大勢の観客が集まる中でトップを脱ぎ、そのままダンスを続行。この行為に対し、一部の観客は歓声を上げていましたが、一方で不適切であるとの批判の声も上がっていました。
警察による事情聴取と謝罪
動画が拡散された後、サタヒップ警察署は映像に映っていた人物の特定を進め、4月21日に32歳のトランスジェンダー女性「チェリー」さんを呼び出して事情聴取を行いました。チェリーさんは、祭りの最中にアルコールを飲んでおり、興奮して行動がエスカレートしたと供述。上半身を脱いだことは認めつつも、胸は手で覆っており、ビキニボトムは着用したままであったと説明し、自身の行為について謝罪しました。この迅速な警察の対応により、本人の特定と聴取が円滑に進みました。
公衆わいせつ罪での罰金処分
警察は事情聴取の結果、チェリーさんに対して、公衆の面前で体を露出するなど、わいせつな行為を行った罪で罰金処分を科しました。タイでは、公衆の面前でのわいせつ行為は法律で禁じられており、観光客を含む全ての人がこの法律を遵守する必要があります。今回の事件は、タイの伝統的な祭りにおける適切な行動規範について、改めて注意を促すものとなりました。
スリランカでの類似事例
過去には、スリランカでも同様の事例が発生しています。タイ人のトランスジェンダー女性が公共の場で上半身裸になったとして逮捕され、その後執行猶予付きの判決を受けています。スリランカの法律では、男性は上半身裸が許されていますが、女性(トランスジェンダー女性を含む)は禁止されています。彼女のタイのパスポートには性別が男性と記載されていましたが、法廷では女性として振る舞ったと報じられています。


