タイのノンタブリ県にあるワット・ウタヤンで、仏像の前で賽銭箱を破る大胆な窃盗事件が発生しました。寺院の監視カメラが犯行の一部始終を捉えており、賽銭箱や僧侶の鉢から数万バーツもの現金が盗まれました。Khaosodの報道によると、同一寺院で複数回にわたる窃盗事件が発生しており、警察が捜査を進めています。
ノンタブリの仏教寺院で大胆な窃盗
タイ中部ノンタブリ県にあるワット・ウタヤン(Wat Utthayan)で、寺院の賽銭箱から現金が盗まれる事件が発生しました。2026年5月2日に報じられたこの事件では、犯人が堂々と寺院に侵入し、賽銭箱(セーフティボックス)をこじ開けて数万バーツ(約数十万円)もの現金を盗み出しました。
犯行の様子は寺院内の監視カメラに鮮明に記録されており、警察はこの映像を重要な証拠として捜査を進めています。仏教寺院はタイ社会において精神的な支柱であり、このような行為は寺院の神聖さを踏みにじる行為として、地元住民や仏教徒の間で大きな衝撃を与えています。
賽銭と僧侶の鉢が被害に
犯人は賽銭箱から現金を盗んだ後も、寺院内を物色し、僧侶が使用する鉢(バート)の中からも現金を奪い去りました。この一連の犯行は、ワット・ウタヤンに大きな経済的損害を与えるだけでなく、地域社会に大きな不安をもたらしています。
タイでは仏教寺院が地域コミュニティの中心であり、貧困層への支援や教育活動など、社会的な役割も担っています。そのため、寺院への窃盗は単なる財産犯としてだけでなく、社会秩序を乱す行為として厳しく見られています。
同一寺院で複数回の犯行か
さらに、今回の事件以前にも、ワット・ウタヤンでは窃盗事件が発生していたことが判明しています。2026年4月29日の午後11時34分頃には、別の2人組の犯人が寺院のサンガタン(寄進品)受付所に侵入し、窃盗を働きました。警察は、最初の事件の犯人とは異なるグループによる犯行である可能性が高いと見ています。
警察が捜査を強化、犯人追跡へ
警察は監視カメラの映像を解析し、犯人の特定を急いでいます。現場検証の結果、犯人は寺院の構造や現金の保管場所について、ある程度の知識を持っていた可能性が指摘されています。現在、警察は犯人逮捕に向けて捜査を強化しており、早期解決が期待されています。
この事件は、タイにおける宗教施設の治安問題に改めて警鐘を鳴らすものであり、今後の防犯対策の強化が求められています。


