タイ中部サムットサコーン県で、「ゾンビ電子タバコ」と呼ばれる違法電子タバコの製造拠点が摘発され、3人の男が逮捕されました。この摘発により、総額757万6000バーツ(約3788万円)相当の違法品が押収されました。Khaosodが報じたところによると、容疑者らはバンコク全域に製品を販売していたとされています。
サムットサコーン県で違法電子タバコ製造拠点を摘発
5月8日、タイ警察のサイアム・ブンソム警視監の指揮の下、サムットサコーン県ムアン郡の住宅で、違法な電子タバコの製造拠点に対する大規模な摘発が行われました。警察は、ナカリン容疑者(28)、レワット容疑者(39)、サラウット容疑者(28)の3名を逮捕しました。捜査官が現場に突入した際、レワット容疑者は2階の窓から飛び降りて逃走を図りましたが、すぐに身柄を確保されました。
総額750万バーツ超の違法品を押収
この摘発により、多数の違法品が押収されました。主な押収品は以下の通りです。
- アトミデート(麻酔薬の一種)入り電子タバコヘッド:2,076個
- アトミデート液体:11本
- 電子タバコヘッド充填機:1台
- 空の電子タバコヘッド多数
- アトミデート充填用スタンドとキット
- ケタミン:21グラム
これらの押収品の総額は、約757万6000バーツ(約3788万円)に上ると推定されています。警察の調べによると、容疑者らはアトミデートやケタミンを含む電子タバコポッドを製造し、バンコク全域の顧客に販売していました。摘発を逃れるため、製造場所を頻繁に変えていたことも判明しています。
中国人の指示で広範囲に販売
容疑者らの供述によれば、彼らは電話で指示を出す中国人から注文を受けていました。フワイクワーン地区で、アトミデートの原液、空のポッド、製造装置を受け取っていたとのことです。アトミデート原液は1本12万5000バーツ(約62万5000円)で購入し、1本で約500個のポッドを製造していました。製造されたポッドは、1個あたり500~800バーツ(約2500~4000円)で販売され、莫大な利益を得ていたと見られています。警察は今後、容疑者らを法的措置に基づいて捜査を進める方針です。


