タイ軍は、AIで加工された国境フェンスの画像を拡散したSNSページを強く非難し、法的措置を講じる方針を表明しました。タイ・カンボジア国境のフェンス建設に関する虚偽情報が拡散され、国民に誤解を与え、社会に混乱を招いていると指摘されています。この件はカオソッドが報じました。
タイ軍、AI加工による国境フェンスの偽情報を非難
2026年6月4日、タイ軍司令部にて、ウィタイ・ライトムヤー報道官は、SNSページ「ドゥックダムバーン」がタイ・カンボジア国境のフェンス建設プロジェクトに関する虚偽の画像と情報を拡散していることについて言及しました。同報道官は、これらの情報は当局がこれまで一貫して説明してきた事実と異なるとし、国民が誤解を抱き、社会に不必要な混乱と分断を生じさせると強く非難しました。
特に問題視されているのは、人工知能(AI)技術やその他の方法を用いて、実際の現場の画像から重要な要素を改変、加工、または削除し、事実を歪曲している点です。これは公衆を欺き、関連法規、特にコンピューターシステムに虚偽情報を入力し、政府機関、公共の利益、および国家の安全保障に損害を与える罪に該当する可能性があると警告しています。
責任追及と法的措置の強化
タイ軍司令部は、「ドゥックダムバーン」および関係者に対し、社会に対する責任として、直ちに情報の訂正、明確な説明を行い、誤解を招く情報の公開を停止するよう要求しました。もしこの要求が無視され、虚偽情報の拡散が続く場合、タイ軍司令部は関係者に対して法に基づき徹底的な措置を講じると表明しています。これは、軍の評判と信頼性を保護し、国家と国民全体の利益を守るためのものです。
メディアと国民への協力要請
さらにタイ軍司令部は、全てのメディアと国民に対し、正確な事実を広め、信頼できる情報源から情報を確認し、情報を受発信する際には慎重な判断を下すよう協力を求めました。これは、偽情報の拡大を防ぎ、社会全体の健全な理解を維持するために不可欠です。タイ・カンボジア国境地域では過去に衝突が発生した歴史もあり、国境を巡る情報は特にデリケートであるため、偽情報が拡散されることは、地域の安全保障にも影響を及ぼしかねないと懸念されています。


