タイ東北部ウドンターニー県でソンクラーン期間中、若者たちの喧嘩に巻き込まれ、21歳の女子大学生がビール瓶で顔面を強打され重傷を負いました。意識不明の重体で、歯が3本折れ、脳が腫れて出血するなど深刻な状態にあり、Khaosodが詳細を報じています。
ソンクラーン中の悲劇、女子大生が巻き添えに
この痛ましい事件は、2026年4月14日午後11時30分頃、ウドンターニー市内のタワンデーン三叉路付近で発生しました。被害に遭ったのは、メーファールアン大学3年生のイインさん(21歳)です。彼女はソンクラーンの休暇を利用して母親のいるノンカーイ県に戻り、友人とウドンターニーでソンクラーンを楽しんでいた最中でした。
顔面強打、深刻な容態
母親のキーさん(51歳)によると、娘のイインさんは喧嘩とは無関係だったにもかかわらず、喧嘩をしていた若者グループが投げたビール瓶が顔面に直撃し、意識を失ったとのことです。病院に搬送されたイインさんは、歯が3本折れ、顔面が腫れ上がって変形し、脳が腫れて出血していると診断されました。当初は話すこともできず、出血がひどかったといいます。現在もウドンターニー中央病院のICUで治療を受けており、容態は依然として予断を許さない状況です。
手術と長期治療の必要性
キーさんは、医師からイインさんの歯をすべて抜歯し、顎の手術が必要になると伝えられたと明かしました。事件後、イインさんは意識を取り戻し、会話はできるものの、手のしびれを訴えることもあるそうです。母親は、「なぜこんなことが起きたのか。娘は誰ともトラブルを起こしたことがないのに」と、犯人への怒りと悲しみをあらわにしています。
友人による証言と警察の捜査
事件を目撃した友人であるニューさん(22歳)は、自身と友人たちがタワンデーン店の隣で粉を売る屋台を出していたと証言しました。深夜近くに2つの若者グループ約20人が喧嘩を始め、その最中にイインさんがトイレから戻ってきたところでビール瓶が顔に当たったと話しています。イインさんは口から血を流し、意識が朦朧としていたため、すぐに病院へ搬送し、警察に通報したとのことです。
ウドンターニー市警察の捜査班は、防犯カメラの映像を解析し、喧嘩に関与した両グループの特定を進めています。犯人を逮捕し、法に基づいた厳正な処分を行う方針です。この事件は、ソンクラーン期間中の群衆の中での暴力行為の危険性を改めて浮き彫りにしました。


