タイ北部ウドンタニ県で、女性教師がSNSを悪用した性的嫌がらせの容疑者を巧妙な策略で特定し、警察による逮捕に貢献しました。容疑者の男はFacebookで女性教師に性的サービスを要求していましたが、女性教師の機転により自身の顔写真と住所を明かし、自宅で身柄を拘束されました。Khaosodの報道によると、逮捕時には覚醒剤60錠も所持しており、薬物関連犯罪としても捜査が進められています。
SNS悪用で性的サービスを要求
2026年5月16日、ウドンタニ県ノーンウアソー郡で、28歳のトッサポン容疑者が36歳の女性教師に対し、Facebookのチャットを通じて性的サービスを要求していたことが明らかになりました。トッサポン容疑者は女性教師に友達申請を送り、継続的に「仕事は受けていますか?」といったメッセージを送っていたといいます。
女性教師の機転で容疑者を特定
女性教師は、しつこくメッセージを送ってくる男の正体を知るため、ある計画を実行しました。彼女はトッサポン容疑者との会話を続け、相手を油断させながら、顔写真と住所を明かすように仕向けました。トッサポン容疑者は女性教師の策略に気づかず、自らの顔写真と正確な住所を伝えてしまったのです。証拠を確保した女性教師は、直ちに警察に通報しました。
警察が自宅を急襲、覚醒剤も押収
通報を受け、ノーンウアソー警察署のアーティット・ジャンタ署長とパノム・セーントーン捜査課長が指揮を執り、捜査チームがトッサポン容疑者の自宅を急襲しました。その結果、トッサポン容疑者は自宅で身柄を拘束され、さらに身体検査では覚醒剤60錠を所持していたことが判明しました。容疑者は警察の取り調べに対し、性的サービスを要求したのは「家を掃除してもらうため」や「友人のため」だと供述しましたが、覚醒剤については2年前に友人の勧めで始めたと認め、今後は薬物使用と女性へのメッセージ送信をやめると誓いました。
SNS利用への注意喚起とタイの治安
女性教師は警察の迅速な対応を称賛し、「彼がもう他の誰にも同じことをしないと考えると安心しました」と述べました。また、彼女は特に若い女性たちに対し、ソーシャルメディアの利用には細心の注意を払うよう警告しました。タイではSNSを通じた犯罪や嫌がらせが後を絶たず、今回の事件は、オンラインでのコミュニケーションにおける危険性と、自身の身を守るための警戒心の重要性を改めて浮き彫りにしています。


