タイ中部アユタヤ県のワット・サナームチャイの住職が謎の失踪を遂げ、ターク県で撮影された防犯カメラの映像が公開されました。この映像を見た弟子たちは深い悲しみに包まれ、住職の無事を祈っています。地元メディアKhaosodが報じたところによると、警察は住職の行方を追跡中です。
アユタヤ県ワット・サナームチャイ住職が失踪
アユタヤ県にあるワット・サナームチャイの住職、プラクルー・プララット・ソンバット・シリッサワンノー師が、3月18日以降、消息不明となっています。この失踪事件は地域社会に大きな衝撃を与え、多くの弟子や住民が師の身を案じています。現在、タイ警察第1方面司令部捜査班がターク県警察と協力し、師の足取りを追っています。
ターク県で捉えられた最後の姿
捜査当局は、師を運んだタクシー運転手の証言に基づき、ターク県内のガソリンスタンド周辺の防犯カメラ映像を精査しました。その結果、3月18日午前4時48分頃、パホンヨーティン通りのターク市街地方面を歩く僧侶らしき男性の姿が確認されました。その後、キッティカチョーン橋のたもとにあるワット・プラナーラーイ前でも同様の男性が映っており、ゆっくりと歩き、足に怪我をしているかのような様子が捉えられていました。男性はその後、ピン川を渡るキッティカチョーン橋を歩いて渡り、カメラの視界から消えました。
弟子たちの深い悲しみと無事を願う声
ワット・サナームチャイの境内は、住職の行方を案じる弟子や住民の悲しみに包まれています。防犯カメラの映像が公開されると、多くの弟子たちが涙を流し、住職の無事を祈る姿が見られました。タイの上座仏教において、僧侶は地域社会の精神的な支柱であり、その失踪はコミュニティにとって大きな損失です。弟子たちは、一ヶ月以上が経過した今もなお、住職の生存を信じ、早期の帰還を強く願っています。
捜査の現状と情報提供の呼びかけ
捜査当局は、ターク県のバスターミナルで住職らしき人物が目撃されたという情報を受け、直ちに調査を行いましたが、別人であることが確認されました。現在も警察は事件の進展を綿密に追跡しており、国民に対し、もし住職に関する情報があれば速やかに当局へ連絡するよう呼びかけています。この事件は、タイの地域社会における僧侶の存在の重要性と、未解決事件に対する関心の高さを改めて示しています。


