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THIMアプリの使い方【2026年最新】TDACとの違い・登録手順・エラー対処

更新日:2026年7月30日。THIM(Thailand Immigration Management)は、タイ入国管理局が試験運用している公式アプリです。現時点でTHIMの利用は任意ですが、TDAC(タイ・デジタル到着カード)は原則として外国籍旅行者に必要です。THIMを使わなくても、TDAC公式サイトから提出できます。

タイ国政府観光庁(TAT)はTHIMの本格運用を2026年8月予定と案内しています。ただし、7月30日時点で開始日や全機能の確定発表はありません。「8月からTHIMが必須」「既存の入国手続きがすべて廃止」とは確認されていません。

先に結論

  • 出発が近い人は、THIMにこだわらずTDAC提出の完了を優先します。
  • THIMで完了画面とQRコードまで取得できたら、TDACを重複提出する必要はありません。
  • THIMが止まる、QRが出ない、旅券読取が進まない場合はTDAC公式サイトへ切り替えます。
  • TDACは到着日を含む3日以内に提出し、1回の入国につき1回必要です。
  • 公式アプリの提供元はRoyal Thai Police、TDAC公式ドメインはtdac.immigration.go.thです。

THIMアプリとは?2026年7月30日現在の状況

2026年7月30日時点でTHIMは試験運用かつ任意、TDACは提出必須、本格運用は2026年8月予定であることを示す空港案内

THIMは「入国前情報を提出するための選択肢」であり、追加の到着カードではありません。TATの2026年6月11日発表では、試験運用中はTHIMからTDAC連携登録を行うか、従来のTDAC公式サイトを使うかを旅行者が選べます。

THIMは、旅券撮影による情報読取、旅行情報と滞在先の登録、最大10人のグループ登録、旅行履歴・通知などを一つのアプリで扱う構想です。日本語対応はiOS版のバージョン2.13.4で追加され、2.14.0ではアカウント作成と旅行者プロフィール保存が追加されました。

公式経路 確認情報 リンク
Android 提供元:RoyalThaiPolice/パッケージ:th.go.immigration.thim Google PlayのTHIM公式ページ
iPhone・iPad 提供元:Royal Thai Police/App ID:6759272559 App StoreのTHIM公式ページ
アプリを使わない タイ入国管理局のTDAC公式サイト TDACを公式サイトで提出

2026年7月30日の確認時点で、Google Playの表示は10万件以上のダウンロード、評価2.5、レビュー310件でした。数値は変動しますが、試験運用中のアプリだけを唯一の提出経路にせず、TDAC公式サイトを代替手段として準備する理由になります。

THIM・TDAC・ビザ・入国許可の違い

THIM、TDAC、ビザ、入国審査の4段階と役割の違いを示すタイの空港

検索時に最も混乱しやすいのが、4つの役割の違いです。旅行者が行う作業と、タイ当局が行う審査を分けて考えると整理できます。

項目 役割 旅行者が確認すること
THIM 入国管理サービスをまとめるアプリ 試験運用中は利用するか選べる
TDAC 紙の到着カードに代わる事前登録 対象者は入国前に提出する
ビザ・ビザ免除 国籍、目的、滞在期間に応じた滞在資格 自分の渡航条件を別に確認する
入国許可 入国審査官による最終判断 旅券、旅程、滞在目的などを説明できるようにする

THIMは追加の到着カードではありません。THIMからTDAC連携登録を完了した場合、TDAC公式サイトで同じ内容を重ねて提出する必要はありません。一方、アプリで登録が完了していないなら、TDAC公式サイトで確実に提出する必要があります。

TDACが必要な人と不要なケース

TDAC公式FAQでは、空路、陸路、海路を問わず、タイへ入国する外国籍の旅行者にTDACが必要とされています。観光のビザ免除、ビザ・オン・アライバル、事前取得したビザのいずれでもTDACは別に必要です。乳幼児と子どもも対象で、保護者や同行者が代理で登録できます。

例外として、タイで入国審査を通らない国際線の乗り継ぎ・テクニカルランディングと、乗務員はTDAC不要と案内されています。乗り継ぎ中に空港の制限区域を出る場合や、タイへ入国してホテルへ移動する場合は必要です。判断がつかない旅程では、航空会社またはタイ入国管理局に確認してください。

旅程 TDAC 理由
日本からバンコクへ観光 必要 外国籍旅行者としてタイへ入国するため
陸路でラオスからタイへ入国 必要 陸路も対象に含まれるため
クルーズ船でタイへ入国 必要 海路も対象に含まれるため
入国審査を通らない国際線乗り継ぎ 不要 タイへ入国しないため
乗り継ぎで空港外へ出る 必要 入国審査を通るため

TDACはいつ提出するのか

8月10日到着の場合に8月7日から10日までTDACを提出できることを示す旅行日程

TDACは、タイ到着日の3日前から到着日までに提出します。公式FAQは「到着の最大72時間前」とも説明しています。たとえば8月10日に到着する場合、目安は8月7日以降です。時差や便の変更を考えると、出発前日または当日に慌てて入力するのではなく、提出可能になった時点で旅程を確認して登録するのが安全です。

TDACは1回の入国に対して1回だけ有効です。タイから出国し、再び入国する場合は、新しい到着日で再提出します。TDAC側から搭乗前のリマインダーは送られないため、航空券の予約管理やカレンダーに提出日を入れておくと漏れを防げます。

登録前に準備する情報

TDACは途中保存に対応していないと公式FAQで案内されています。入力を始める前に、次の情報を一画面で確認できる状態にしておくと、戻って調べ直す手間が減ります。

  • 有効なパスポートと顔写真ページ
  • 到着便の便名、到着日、出発地
  • タイから出国する予定日と便名(決まっている場合)
  • ホテル、コンドミニアム、知人宅などタイ国内の滞在先住所
  • 旅行目的と直近の渡航情報
  • TDACの確認を受信できるメールアドレス
  • 家族・同行者をまとめて登録する場合は全員分の旅券情報

入力画面に日本語の案内が表示されても、氏名、国籍、都市名、住所などの登録値は旅券や予約情報に合わせて英語で入力します。ホテル名だけでなく、都県、地区、郵便番号を確認できる予約票を用意しておくと滞在先入力が止まりません。

THIMで登録する7つの手順

公式アプリ確認からパスポート撮影、旅行情報、送信、QR保存までのTHIM登録7手順

THIMの試験運用で案内されている流れは、パスポート撮影、読み取り結果の確認、旅行情報と滞在先の入力、送信、完了画面の保存です。アプリの更新でボタン名や画面順が変わる可能性はありますが、確認すべきポイントは同じです。

  1. 公式ストアからTHIMを開く:検索広告やメッセージ内のリンクではなく、タイ政府機関が案内する公式経路を使います。
  2. パスポートを撮影する:顔写真ページ全体を明るい場所で撮り、反射、影、指の写り込みを避けます。
  3. 読み取り結果を確認する:氏名の順序、旅券番号、国籍、生年月日、有効期限を旅券と一文字ずつ照合します。
  4. 旅行情報を入力する:到着日、便名または車両情報、搭乗地、入国目的を予約票に合わせます。
  5. 滞在先を入力する:最初に宿泊する施設の名称と住所を英語で入力します。
  6. 全項目をプレビューして送信する:同行者を登録した場合は、人数と全員分の情報を確認します。
  7. 完了画面を保存する:QRコードと登録内容をダウンロードし、メール受信も確認します。

グループ登録は1回につき最大10人です。家族、ツアー、出張チームをまとめて登録できますが、代表者だけでなく全員分のTDACが作成されていることを確認してください。

THIM・TDACの入力を間違えた場合の直し方

TDACで更新できる便名やホテルと、再提出が必要な氏名や旅券番号を分けた案内

ホテルや便が変わった場合は、入国前にTDACの「Update Arrival Card」機能で更新します。公式FAQでは、氏名、旅券番号、国籍、生年月日は更新対象外と案内されています。これらを間違えた場合は、正しい情報で新しいTDACを提出し直します。複数回提出した場合は、最新の有効な登録が使用されます。

自動読み取りでは、数字の「0」と英字の「O」、数字の「1」と英字の「I」、姓名の順序で誤りが起きやすいため注意が必要です。送信後に直せると考えず、旅券下部のMRZを含めて送信前に確認してください。

THIMでエラーが出たときの切替手順

THIMで完了しない場合にTDAC公式サイトへ切り替え、エラー画面を保存する手順

試験運用中のTHIMで読み取りが進まない、送信が完了しない、画面が固まる場合は、THIMだけに依存しないことが重要です。TDAC公式サイトへ切り替え、同じ情報を直接登録できます。

  1. 通信が安定したWi-Fiまたはモバイル回線へ切り替える
  2. アプリまたはブラウザを最新版へ更新する
  3. パスポート撮影時の反射と影をなくす
  4. エラー画面をスクリーンショットで保存する
  5. THIMで解決しなければTDAC公式サイトから提出する

TDAC公式FAQでは、通信エラーは接続を確認し、429エラーはページを更新して再試行するよう案内しています。QRコードをメールで受信できない場合は、入国地点の担当官へ相談します。サイト自体が利用できない場合は、エラー画面を保存して空港または入国管理スタッフへ提示してください。

THIMとTDAC公式サイトのどちらを使うべきか

旅券読取と履歴管理に向くTHIMと、アプリ不要のTDAC公式サイトを利用状況で選ぶ旅行者

THIMとTDAC公式サイトは、どちらか一方が常に優れているわけではありません。試験運用中は、旅行人数、端末、出発までの時間で選びます。アプリを試すこと自体を目的にせず、入国前登録を確実に完了できる経路を選ぶのが基本です。

状況 使いやすい方法 理由
1人で短期旅行 TDAC公式サイト 新しいアプリを入れず、ブラウザだけで完了できる
家族・グループ旅行 THIMまたはTDACのグループ登録 最大10人までまとめて入力できる
パスポート入力を減らしたい THIM 顔写真ページの撮影と自動読み取りを使える
THIMでエラーが続く TDAC公式サイト 試験運用アプリに時間を使いすぎず提出を完了できる
出発直前で時間がない 正常に開く方を選ぶ アプリへのこだわりより完了画面の取得を優先する

タイへ頻繁に渡航する人や長期滞在者にとっては、将来の予約、書類提出、申請状況確認までTHIMに集約されれば利便性が高まります。ただし、現在公表されている将来像と、今すぐ使える機能を分けて考える必要があります。

スマートフォンや通信環境がない場合

TDAC公式FAQによると、スワンナプーム、ドンムアン、プーケット、チェンマイ、ハートヤイの5空港に登録用キオスクがあります。キオスクを使った場合、QRコードは登録メールへ送られ、画面を撮影して保存することもできます。

ただし、到着後の登録は入力待ちや通信トラブルがそのまま入国手続きの遅れにつながります。可能であれば出発前に登録し、QRコードをスマートフォンへ保存してください。端末の電池切れに備えて印刷した控えを用意する方法もありますが、印刷自体は必須ではありません。

2026年8月の本格運用で予定されること

TATは、THIMの公式ローンチを2026年8月予定と案内しています。将来機能として、デジタル書類提出、担当官との予約、一部申請のオンライン審査、申請状況確認などが挙げられています。

ただし、2026年7月30日時点では、8月の具体的な開始日、必須化の有無、各機能の対象手続きは確定発表されていません。iOS版では6月以降、日本語、アカウント、旅行者プロフィールなどの更新が続いていますが、アプリ更新と制度上の本格運用開始は同じ意味ではありません。

滞在延長、90日レポート、再入国許可などがいつTHIMへ移るかは、個別の公式発表が必要です。導入発表の経緯はTHIM試験運用開始のニュースでも確認できます。

THIM公式アプリとTDAC公式サイトの見分け方

THIMはストア上のアプリ名だけで判断せず、提供元と識別情報を確認します。Google Playは提供元がRoyalThaiPolice、パッケージ名がth.go.immigration.thimです。App Storeは提供元がRoyal Thai Police、App IDが6759272559です。

TDAC公式サイトのドメインはtdac.immigration.go.thです。検索広告、SNS投稿、メッセージのリンクには、TDACやTHIMの名称を使って登録料を請求する代行サイトが混ざることがあります。TDACを自分で提出する場合は、タイ政府機関が案内する公式経路を使います。

  • ストアの提供元がRoyal Thai PoliceまたはRoyalThaiPoliceか確認する
  • TDACページの末尾ではなく、ドメイン全体がimmigration.go.thか確認する
  • 旅券情報を入力する前に、料金、運営者、個人情報の取扱いを確認する
  • QRコード、旅券画像、登録書類をSNSや第三者へ不用意に送らない

TDACに登録した個人情報はどう扱われるか

TDACのQRコードを端末へ保存し、SNSへ公開せず公式ドメインを確認する情報保護

TDACには、旅券情報、便名、滞在先、旅行目的、健康申告など、入国管理に必要な情報を入力します。公式FAQは、TDACがタイの個人情報保護法(PDPA)に準拠し、登録情報は入国管理と国境警備を担当する当局のみが閲覧すると説明しています。また、他国とは共有しないと案内しています。

公式ストアのデータ表示では、THIMは連絡先情報、識別子、診断情報などを扱う可能性が示されています。Google Playでは通信中の暗号化と第三者共有なしが開発者申告として表示されています。ストア表示は、タイ入国管理局のTDAC公式FAQが示すPDPA準拠とは別の確認材料として扱ってください。

この説明は、非公式サイトへ入力しても同じ保護を受けられるという意味ではありません。公式ドメインを確認し、共用端末を使った場合はダウンロードファイルとブラウザ履歴の扱いに注意してください。QRコードや登録書類には個人情報が含まれるため、SNSへそのまま掲載しないことも重要です。

出発までの準備タイムライン

時期 行うこと 確認する資料
航空券予約後 ビザ・ビザ免除条件、旅券有効期限を確認 タイ大使館、航空会社、政府発表
出発1週間前 ホテル住所、到着便、出国便を一か所にまとめる 航空券と宿泊予約票
到着日の3日前以降 THIMまたはTDAC公式サイトで登録 旅券、便名、滞在先
送信直後 氏名と旅券番号を再確認し、QRコードを保存 完了画面と確認メール
空港へ向かう前 端末でオフライン表示できるか確認 QRコード、航空券、宿泊情報
タイ到着時 求められた場合に登録内容を提示 旅券とTDAC

この順番なら、TDACを早すぎる時期に提出しようとして止まることも、出発当日にホテルの住所を探し直すことも避けられます。便や宿泊先が変更された場合は、入国前に更新または再提出し、最新の情報を保存します。

日本から出発する前の最終チェック

パスポート、TDAC完了画面、便名、滞在先、ビザ条件、オフライン保存を確認する旅行準備
  • パスポートの有効期限と破損の有無を確認した
  • TDACを到着日の3日前以降に提出した
  • 氏名、旅券番号、到着日、便名、滞在先に誤りがない
  • QRコードと完了画面をオフラインで表示できる
  • 自分の国籍、渡航目的、滞在日数に合うビザ条件を確認した
  • THIMが使えない場合に開くTDAC公式サイトを確認した

TDACは入国審査を効率化するための事前登録であり、入国を保証する書類ではありません。復路または第三国行きの航空券、宿泊予約、旅行目的、滞在費用について質問されたときに説明できるよう、予約情報をまとめておくと手続きが止まりにくくなります。

よくある質問

THIMの利用は必須ですか?

2026年7月時点では任意です。THIMを使わず、TDAC公式サイトから直接登録できます。2026年8月の本格運用後に条件が変わる可能性があるため、渡航直前に公式情報を確認してください。

THIMを使えばTDACは不要ですか?

不要になるわけではありません。THIMはTDACに連携した登録を行うアプリです。THIM上でTDAC登録が完了していれば、公式サイトで同じ登録を重複して行う必要はありません。

TDACは有料ですか?

タイ入国管理局の公式サイトから行うTDAC提出は、政府が案内する入国前登録です。検索広告などから別の有料代行サイトへ入らないよう、ドメインを確認してください。

子どももTDACが必要ですか?

必要です。乳幼児と子どもを含む外国籍旅行者が対象で、保護者や同行者が代理で入力できます。グループ登録は1回につき最大10人です。

タイで乗り継ぐだけでも必要ですか?

入国審査を通らず制限区域内で乗り継ぐ場合は不要です。空港外へ出る、ホテルへ移動する、荷物の受け取りなどで入国審査を通る場合は必要です。

登録後に便やホテルが変わったらどうしますか?

入国前にUpdate Arrival Card機能で修正します。氏名、旅券番号、国籍、生年月日など更新できない項目を誤った場合は、正しい内容で再提出し、最新の有効な登録を使います。

QRコードは印刷する必要がありますか?

印刷は必須ではありません。ダウンロードしたQRコードまたはメールを端末で提示できます。通信や電池切れに備え、オフライン保存または印刷した控えを用意すると確実です。

THIMの日本語表示はありますか?

TATは初期段階の対応言語として日本語を挙げています。ただし、旅券情報、都市名、滞在先などの登録値は、旅券や予約情報に合わせて英語で入力するのが基本です。

まとめ

THIMは、TDACを入口にタイの入国管理サービスをまとめるアプリです。旅行者にとってパスポート入力やグループ登録が簡単になる可能性がありますが、2026年7月時点では試験運用中で、利用は任意です。

現時点の確実な運用は、到着日の3日前からTDACを登録し、完了画面を保存することです。THIMで問題なく完了できれば利用し、エラーが続く場合はTDAC公式サイトへ切り替えます。THIM、TDAC、ビザ、入国許可を別のものとして確認すれば、制度変更のニュースに振り回されずに準備できます。

参考・出典

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
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