タイの人気インフルエンサー、アンヤーさん(19歳)が交通事故で死亡しました。病気の父親の介護に尽力していた親孝行な娘の突然の死は、タイ社会に大きな衝撃を与えています。Khaosodが詳細を報じました。
【タイ・バンコク】親孝行インフルエンサー、交通事故で急逝
6月12日、バンコクで発生したオートバイ事故により、著名なインフルエンサーであるアンヤーさん(本名アッチャリヤーさん、19歳)が現場で死亡しました。フードデリバリー用の緑色のボックスを積んだオートバイが、セメントミキサー車に衝突し横転したものです。オートバイを運転していた21歳の恋人は負傷しましたが、命に別状はありません。
80万人のフォロワーが悲しむ
アンヤーさんのFacebookページ「Unya」には80万人以上のフォロワーがおり、彼女の突然の死のニュースに多くの人々が深い悲しみを表明しています。彼女は音楽の才能に恵まれ、SNSで人気を博していました。
病気の父親を支える親孝行な活動
アンヤーさんの最後の投稿は、入院中の寝たきりの父親の治療費を稼ぐために、ストリートでドラム演奏をして募金活動をする動画でした。また、彼女は手作りのチリペースト(ナムプリック)を販売し、父親の医療費と生活費を賄っていました。「人生に疲れたが、諦めない」という彼女の最後のメッセージは、その献身的な姿勢を物語っています。
父親の悲痛な叫び「代わりに死にたい」
アンヤーさんの父親、リック・ウドムデットさんも病院で療養中ですが、娘の死を知り大きな衝撃を受けました。彼は自身のFacebookに「すべてが終わってしまった。昨日の夕方、アンヤーが病院で私に食事を与えてくれたばかりなのに。娘を思うと心臓が張り裂けそうだ。代わりに死にたい」と悲痛な思いを綴りました。アンヤーさんは事故直前にも病院で父親に食事を与えに行ったばかりでした。
学業も優秀だったアンヤーさん
リックさんはさらに、「娘は熱心に勉強し、大学に飛び級で入学した。今大学3年生で、あと1年で卒業だった」と、優秀な娘の突然の死に対する深い悲しみを語っています。


