更新日:2026年7月30日。タイでオンライン詐欺の被害に気づいたら、相手との交渉より先に、送金停止、公式窓口への連絡、証拠保存を進めてください。身の危険が迫っている場合はタイ警察の緊急番号191、旅行者で現地対応の支援が必要な場合は観光警察1155へ連絡します。
タイの銀行口座からすでに送金した場合は、利用銀行の公式な詐欺緊急窓口またはAnti-Online Scam Operation Center(AOC)1441のうち、つながる窓口から直ちに連絡を始めます。早い申告は資金停止の可能性を高めますが、口座凍結や返金が保証されるわけではありません。
今すぐ確認すること
- 未送金:返信、リンク操作、アプリ導入、送金を止め、相手が示した連絡先を使わず別経路で確認します。
- 送金済み:利用銀行の公式緊急窓口またはAOC 1441へ連絡し、銀行と警察の手続きを続けます。
- 端末を操作された:攻撃が続いているなら通信を止め、銀行へ連絡し、安全な別端末からアカウントを保護します。
- 身体の危険:オンライン届出を待たず191へ連絡します。旅行者は1155にも相談できます。
- AOCの公式サービスは電話1441だけです。LINE、Facebook、DMの「AOC窓口」は信用しないでください。
タイのオンライン詐欺に気づいたら最初にすること

最初の行動は、被害がどこまで進んだかで変わります。相手を問い詰める、返金を約束させる、証拠を増やすために会話を続ける、といった行動は後回しにしてください。追加送金や端末操作を止め、公式窓口へつなぐことが優先です。
| 現在の状態 | 最初にすること | 次の確認・連絡 | 避けること |
|---|---|---|---|
| 不審な連絡だけで未送金 | 返信、リンク操作、アプリ導入、送金を止める | 名乗られた組織の公式サイト・代表番号を自分で探す | DM内の番号やリンクから確認する |
| リンクを開いたが情報未入力 | ページを閉じ、ダウンロードや権限付与の有無を確認する | URL、送信者、時刻を保存し、必要なら端末の公式サポートへ相談する | 「入力していないから必ず安全」と決めつける |
| ID、カード情報、OTP等を入力 | 安全な別端末から関連パスワードを変更する | 銀行・カード発行会社・サービスの公式窓口へ連絡する | 同じ端末で相手の指示どおり復旧操作を続ける |
| タイの銀行から送金済み | 利用銀行またはAOC 1441へ直ちに連絡する | 取引情報を準備し、警察への届出まで進める | 相手の返金約束を待つ、追加費用を払う |
| 遠隔操作や不正送金が進行中 | 通信を止め、別の電話から銀行へ連絡する | 安全な別端末でアカウントとSIMを保護する | 証拠撮影のために攻撃中の接続を維持する |
| 脅迫、監禁、現在進行の身体危険 | タイ警察191へ連絡する | 旅行者は1155、日本人は大使館等へも相談する | オンライン届出だけで救助を待つ |
URLや電話番号の判定ツールは、確認材料の一つにすぎません。タイ国家サイバーセキュリティ庁のCyber Scammer Shieldなどを使う場合も、判定結果だけで安全を保証されたと考えず、名乗られた組織の公式経路へ自分から確認します。
送金済みなら銀行・AOC 1441・警察へ連絡する

送金済みの場合は、利用銀行の公式緊急窓口またはAOC 1441のうち、先につながる方から連絡を始めます。銀行ごとの電話番号は変更される可能性があるため、古い一覧ではなく、銀行の公式アプリ、カード裏面、公式サイトから当日の番号を確認してください。
- 取引情報を準備する:自分と相手の銀行名・口座番号、取引日時、金額、取引番号、接触経路、経緯をまとめます。
- 銀行またはAOCへ連絡する:AOCは1441へ電話し、疑わしい口座の停止依頼は音声案内の1を選びます。
- 本人確認を受ける:AOC経由では被害者の銀行がKYCを行い、Bank Case IDを記録します。
- 警察届出へ進む:情報がThai Police Onlineへ接続され、Police Case IDが発行される流れです。
- 警察署で面談する:AOC経由ではSMSの案内を確認し、指定した警察署の捜査官へ7日以内に会います。
AOCを名乗る二次詐欺に注意
タイ・デジタル経済社会省のAOC公式案内によると、AOCの公式サービスは電話1441だけです。AOCを名乗るLINE、Facebook、広告、DM、個別チャットへ本人情報やOTPを渡さないでください。
警察への現行オンライン届出はThai Police Online(.go.th)です。オンライン入力だけで全手続きが完了するとは限りません。AOC経由では7日以内の捜査官面談が必要です。また、外国旅券だけでAOCの本人確認やThai Police Onlineの登録を完了できるかは、公開された公式情報で一律に確認できないため、窓口の案内に従ってください。
タイ中央銀行は、金融機関に24時間の詐欺緊急窓口を設け、銀行間で疑わしい口座情報を共有する仕組みを案内しています。詳しくはBOTの金融詐欺対策と金融詐欺FAQを確認してください。早く連絡しても、資金が残っていることや返金を受けられることは保証されません。
タイで多いオンライン詐欺の手口

手口の名称だけを覚えても、新しい文面やアプリへ変わると見抜けません。どこで接触し、何をさせ、どの時点で金銭や認証情報を奪うかで整理すると、別の手口にも応用できます。
| 主な手口 | 最初の接触 | 要求される行動 | 最終的な損失 |
|---|---|---|---|
| 偽警察・偽政府機関 | 電話、ビデオ通話、LINE、偽公文書 | 逮捕や口座停止を避けるための送金、画面共有、秘密保持 | 送金被害、銀行・端末情報の奪取 |
| SNS投資・偽著名人 | Facebook広告、LINEグループ、DM、偽専門家 | 少額入金、偽アプリ導入、利益表示後の追加入金 | 出金不能、追加送金、個人情報流出 |
| タスク報酬・副業・求人 | SNS、求人広告、知人を装う連絡 | 参加費、立替金、報酬解除のための入金 | 段階的な送金被害、口座の不正利用 |
| 配送・関税・通販 | SMS、偽QR、偽配送通知、広告 | 少額決済、カード入力、アプリ導入 | カード不正利用、認証情報・端末の侵害 |
| 恋愛・家族なりすまし・仮想誘拐 | SNS、マッチング、乗っ取られたアカウント、AI音声・映像 | 緊急送金、相談禁止、連絡の遮断 | 高額送金、継続的な脅迫・二次被害 |
| 遠隔操作・偽アプリ | 銀行、警察、配送会社等を装う電話 | 画面共有、権限付与、遠隔操作アプリの導入 | 不正送金、端末・SNS・メールの乗っ取り |
タイ・デジタル経済社会省は、2026年の注意対象としてSMS・LINEのリンク、AI Deepfakeや偽警察、偽QR、偽投資などを挙げています。映像、音声、制服、書類の見た目だけで本物と判断しないことが重要です。タクシー、トゥクトゥク、偽ツアーなど現地対面型の被害は、タイ旅行で多い詐欺手口と安全対策で別に解説しています。
SNS・SMS・電話・偽アプリで共通する危険信号

次のうち一つでも当てはまれば、相手の指示を止め、別経路で確認してください。複数が重なる場合は、詐欺を強く疑うべき状態です。
- 「今すぐ払わないと逮捕、口座停止、没収、解雇になる」と時間を区切って急かす
- 家族、同僚、銀行、警察、弁護士へ相談するなと秘密を要求する
- OTP、暗証番号、パスワード、秘密鍵、シードフレーズ、画面共有を求める
- 電話の指示で遠隔操作アプリ、投資アプリ、セキュリティアプリを入れさせる
- 個人口座、名乗った会社と異なる名義、頻繁に変わる口座へ振り込ませる
- 出金や返金のために、追加の入金、保証、信用回復、本人確認費用を求める
- 公式サイトではなく、広告、DM、短縮URL、検索広告だけから手続きさせる
- 別の電話から公式代表番号へ確認しようとすると、通話を切らせない
本物の組織名、担当者名、過去の取引情報を知っていることも本人確認にはなりません。漏えい情報や公開情報を組み合わせ、信用させる手口があります。「この文面なら安全」「この国番号なら詐欺」と一つの特徴だけで判定せず、連絡経路を切り替えて確認します。
被害前に相手・URL・口座・投資先を確認する

相手から届いた連絡の中で確認を完結させないことが基本です。相手が示したURL、電話番号、QRコード、検索語を一度閉じ、公式サイトや公式アプリを自分で開き直します。
- 組織を確認する:官公庁、銀行、企業の公式サイトを自分で開き、掲載された代表番号へ自分から電話します。
- 担当者を確認する:正規会社名が見つかっても、DMの担当者が本物とは限りません。公式代表窓口から在籍と案件を照合します。
- URLを確認する:文字の置換、余分な単語、短縮URL、ログイン直前の転送先を確認します。見た目やHTTPSだけでは安全証明になりません。
- 振込先を確認する:契約主体、請求書、振込名義が一致するかを確認し、変更連絡は登録済み番号へ折り返します。
- 投資先を確認する:タイSECのSEC Check Firstで監督対象の事業者・商品を調べ、Investor Alertも確認します。
Investor Alertは随時更新される補助資料で、すべての不審業者を網羅していません。掲載がないことは安全証明にならず、正規会社名が見つかることも、SNSアカウントや担当者が本物である証明にはなりません。投資制度と監督範囲の切り分けは、タイの投資規制と投資家保護も参照してください。
被害直後に保存する証拠

証拠は、銀行が取引を特定し、AOCや警察が経緯を確認するために使います。スクリーンショットだけでなく、URL、アカウント名、日時、金額など、後から検索できる情報も残してください。
銀行・AOC・警察へ伝える情報
- 被害者の氏名と本人確認情報
- 自分の銀行名、口座番号、取引日時、金額、取引番号
- 相手の銀行名、口座番号、名義、PromptPay識別子
- 事件の時系列、最初の接触経路、各送金の理由
- SMSを受け取れる電話番号
SNS・投資・端末被害で追加する情報
- アカウント名、プロフィールURL、LINE ID、電話番号、メールアドレス
- 広告、投稿、DM、チャット全文、通話履歴
- 誘導されたURL、アプリ名、QRコード、権限を許可した画面
- 投資画面、出金拒否、追加入金を求める画面
- 暗号資産の取引ID、送付先アドレス、利用した取引所
通常は相手をブロックする前に保存します。ただし、遠隔操作、不正送金、脅迫が進行中なら、撮影を続けるより通信遮断、銀行連絡、191への緊急連絡を優先してください。証拠を得る目的で相手との会話を続けたり、少額を追加送金したりしてはいけません。公開相談やSNS投稿では、口座番号、旅券、住所、QRコードなどの個人情報を隠します。
銀行振込・PromptPay・カード・暗号資産別の対応

送金方法によって、取引を確認できる事業者と必要な証拠が変わります。すべてをAOCだけで解決しようとせず、実際に資金を動かした金融機関やサービスへ連絡します。
| 支払い手段 | 最初の連絡先 | 準備する情報 | 断定できないこと |
|---|---|---|---|
| タイの銀行振込 | 利用銀行の公式緊急窓口またはAOC 1441 | 自分と相手の口座、日時、金額、取引番号 | 口座停止や返金の成否 |
| PromptPay | 利用銀行、AOC 1441、警察 | 取引明細、識別子、受取名義、日時 | PromptPay固有の取消・回収条件 |
| クレジット・デビットカード | カード発行会社の公式緊急窓口 | 取引、カード情報を入力したURL、時刻 | 異議申立期限、補償、チャージバックの可否 |
| 暗号資産 | 利用取引所の公式サポート、必要に応じSEC・警察 | 取引ID、送付先、銘柄、数量、時刻、勧誘記録 | ブロックチェーン取引の取消・資産回収 |
| 日本・第三国の口座 | 送金元金融機関と現地警察 | 国際送金情報、受取銀行、経由銀行、時刻 | AOCが国外経路を扱える範囲 |
暗号資産を使った投資勧誘では、タイSECの監督対象かを確認し、追加送金を止めて証拠を保存します。取引所の規制、ウォレット、送金上の注意はタイの暗号資産規制と利用上の注意で詳しく解説しています。
スマホやSNSアカウントを乗っ取られた場合

攻撃が続いている端末で復旧を完結させないことが重要です。画面が勝手に動く、不明なアプリが管理権限を持つ、送金通知が続く場合は、通信を止め、別の電話から銀行へ連絡します。機内モード、Wi-Fi停止、電源停止など具体的な操作は端末の状態で変わるため、証拠保存より被害拡大防止を優先してください。
- 通信を止める:遠隔操作や不正送信が進行中ならネットワークから切り離します。
- 銀行・カードを守る:別の電話で公式窓口へ連絡し、不正取引や認証情報流出を伝えます。
- 安全な別端末を使う:メール、銀行、SNS、クラウドのパスワードを変更し、使い回したものも変更します。
- MFAとログイン履歴を確認する:見覚えのない端末・セッションを確認し、各サービスの公式復旧手順を使います。
- SIMを確認する:突然圏外になった、SMSを受け取れないなどの異常があれば、利用する通信会社へ公式経路で連絡します。
- 知人へ知らせる:自分を名乗る送金依頼やリンクへ応じないよう、別の連絡手段で伝えます。
サービスごとに「全セッション終了」「アカウント復旧」の画面や条件は異なります。検索広告やDMにある復旧代行ではなく、各サービスの公式ヘルプから手続きを開始してください。
日本人がタイで使える相談・届出先
窓口は役割が異なります。旅行者向け支援、大使館、SECは、銀行口座の停止や警察捜査の代わりにはなりません。現在進行の危険、資金移動、犯罪届出、言語・現地支援を分けて連絡します。
| 窓口 | 主な役割 | 使う場面 | 代替できないこと |
|---|---|---|---|
| タイ警察 191 | 緊急通報 | 脅迫、監禁、暴力など身体の危険が進行中 | 通常の銀行取引照会 |
| 銀行・AOC 1441 | 送金経路と疑わしい口座への緊急対応 | タイの銀行から送金した、口座を操作された | 返金保証、犯人の捜査・逮捕 |
| Thai Police Online・警察署 | オンライン犯罪の届出と捜査 | 被害の正式な届出を進める | オンライン入力だけで全手続きが終わる保証 |
| 観光警察 1155 | 旅行者への24時間・多言語支援 | 旅行中に現地説明や次の連絡先の支援が必要 | 銀行口座停止、サイバー犯罪届出の完了 |
| タイSEC 1207の22番 | 投資先確認と投資詐欺相談・情報受付 | SNS投資、偽取引所、偽投資アプリ | 一般通販対応、銀行送金停止、警察捜査 |
| 在タイ日本国大使館・総領事館 | 邦人援護、届出方法、弁護士・通訳情報の案内 | 日本人として現地手続きの助言が必要 | 捜査、被害届代行、返金交渉、通訳そのもの |
観光警察の公式サイトは1155を案内していますが、日本語担当者が常時対応するとは確認できません。タイSECの投資詐欺窓口はSEC Anti-Scam Centerで確認できます。
在タイ日本国大使館の最新連絡先は大使館公式ページ、タイ北部は在チェンマイ日本国総領事館の緊急時連絡先で確認してください。大使館等は、警察への連絡方法や弁護士・通訳情報を案内できますが、捜査、届出、返金交渉、通訳を代行する機関ではありません。
家族・高齢者・会社で被害を防ぐ運用

詐欺を知識だけで防ぐのではなく、急かされた状態でも送金が一人で完了しない仕組みにします。次は法令上の一律義務ではなく、家庭や会社で採用できる運用例です。
家族で決めること
- 事故、逮捕、誘拐を名乗る連絡では、一度切り、登録済み番号へ折り返す
- AI音声や映像では答えにくい、家族だけの確認事項を決める
- 高額送金の前に必ず別の家族へ相談する
- 緊急連絡先を紙と安全な端末の両方へ保存する
- OTP、暗証番号、遠隔操作アプリを電話の相手へ渡さない
会社で決めること
- 銀行の送金限度額を通常業務に必要な範囲へ設定する
- 新規口座と振込先変更は、メール返信ではなく登録済み番号へ折り返して確認する
- 高額送金、緊急送金、役員からの例外指示を二人で承認する
- 経理担当者が通話を切って確認できるルールを明文化する
- 事故発生時に銀行、IT担当、経営者、警察へ連絡する順番を紙で残す
タイ中央銀行は、利用状況に応じた送金限度額の設定を被害予防策の一つとして案内しています。Deepfake対策では、映像や声が本人らしいことではなく、相手が支配していない別経路で確認できたかを判断基準にしてください。
被害後の二次被害と回収詐欺を防ぐ
一度被害に遭うと、「被害金を取り戻す」「警察やAOCへつなぐ」「以前の投資損失を回収する」と持ちかける連絡が来ることがあります。タイSECも、過去の損失回収を装って再びだます投資・暗号資産詐欺へ注意を促しています。
- AOCを名乗るDMやSNS窓口を信用しない。AOCの公式サービスは1441だけです。
- 回収のためと説明されても、新たな送金、OTP、秘密鍵、シードフレーズ、遠隔操作を渡さない。
- 実在する弁護士、警察、政府機関の名前が出ても、公式代表窓口から別経路で確認する。
- 新しい連絡も別の詐欺として、アカウント、URL、会話、送金要求を保存する。
- 民間業者の成功率や回収可能性を広告だけで判断しない。
相手との交渉を続けるほど返金されやすいとは限りません。公式窓口へ連絡した後は、銀行や捜査官の案内に従い、公開してよい情報と保存すべき情報を分けてください。
タイのオンライン詐欺でよくある質問
送金したお金は必ず戻りますか?
戻る保証はありません。資金がすでに別口座や別の資産へ移されている場合もあります。利用銀行の公式緊急窓口またはAOC 1441へできるだけ早く連絡し、警察届出まで進めてください。
AOC 1441へLINEやFacebookで連絡できますか?
できません。AOCの公式サービスは電話1441だけです。AOCを名乗るSNS、広告、DM、個別チャットは二次詐欺を疑ってください。
警察を名乗るビデオ通話は信用できますか?
映像、声、制服、書類だけでは本人確認になりません。通話を切り、タイ王国警察や該当機関の公式サイトにある代表番号へ自分から連絡してください。逮捕回避や資産確認のための送金には応じないでください。
タイ国民IDやタイの電話番号がない外国人もAOCを使えますか?
AOCの公開手順にはタイの本人確認情報が記載されていますが、外国旅券だけで手続きを完了できるかは公式情報で一律に確認できません。まず利用銀行または1441へ連絡し、本人確認と警察届出の具体的な方法を窓口へ確認してください。
リンクを押しただけで、情報は入力していません。何をしますか?
ページを閉じ、ファイルのダウンロード、アプリ導入、権限付与、ブラウザ通知の許可がなかったか確認します。送信元、URL、時刻を保存し、端末に異常があれば安全な別端末から公式サポートへ相談してください。「押しただけなら必ず安全」とは判断できません。
カード番号を入力した場合はどうしますか?
カード裏面、公式アプリ、発行会社の公式サイトにある緊急窓口へ連絡し、利用停止、不正取引の確認、再発行、異議申立ての方法を確認します。期限や補償条件は発行会社ごとに異なるため、一般的な日数を当てはめないでください。
暗号資産を送った場合は何を保存しますか?
取引ID、送付先アドレス、銘柄、数量、日時、利用取引所、勧誘されたSNS・URL・会話を保存し、取引所の公式サポートへ連絡します。投資詐欺が疑われる場合はタイSECや警察へも相談しますが、送金取消や回収は保証されません。
相手を先にブロックしますか?
通常はアカウント、URL、会話、送金要求を保存してからブロックします。ただし、不正送金、遠隔操作、身体への危険が進行中なら、証拠保存より通信遮断、銀行、191への連絡を優先してください。
日本大使館が被害届や返金を代行してくれますか?
大使館は、現地警察への連絡・届出方法、弁護士・通訳情報、家族との連絡について助言できますが、捜査、被害届の提出、返金交渉、通訳そのものは代行しません。
本記事はタイの公的機関が公表する情報を基に、オンライン詐欺被害時の一般的な初動を整理したものです。個別取引の停止、返金、捜査結果、補償、日本語対応を保証するものではありません。生命・身体の危険がある場合は191、送金済みの場合は利用銀行またはAOC 1441へ直ちに連絡し、各窓口の最新案内に従ってください。


