タイ・バンコクのアソーク地区で、配車サービス「Bolt」のドライバーが日本人乗客を暴行した事件に対し、刑事裁判所は1ヶ月の禁固刑と5,000バーツ(約25,000円)の罰金刑を言い渡しました。この事件は5月28日に発生し、運賃を巡る口論がエスカレートしたと報じられています。バンコクポストが詳細を伝えています。
バンコク・アソークで日本人乗客が暴行被害
タイの首都バンコク中心部、アソーク交差点付近で5月28日、配車サービス「Bolt」を利用した52歳の日本人乗客が、ドライバーから暴行を受ける事件が発生しました。乗客は運賃と交通状況を巡る口論の末、ドライバーに「この運賃ではここまでしか行けない」と告げられた後、車外へ降ろされ、襲撃されたとされています。
運賃と交通状況を巡る口論から発展
捜査によると、このトラブルは運賃と交通状況に関する口論から始まりました。乗客は暴言を吐き、ドライバーの座席を蹴ったことを認めています。一方、23歳のドライバーは、乗客を車外に出させた後に身体的危害を加えたことを自白しました。この口論がエスカレートし、外国人観光客が思わぬトラブルに巻き込まれる形となりました。
刑事裁判所が有罪判決を下す
刑事裁判所は、ドライバーに対し、身体的危害を加えた罪と関連する交通違反で有罪判決を下しました。判決は禁固1ヶ月、および5,000バーツ(約25,000円)の罰金です。しかし、禁固刑については1年間の執行猶予が付されています。また、事件発生後に科された行政上の罰金3,000バーツ(約15,000円)は、既に解決済みとのことです。
タイにおける配車サービス利用時の注意点
近年、タイでは配車アプリの普及に伴い、外国人旅行者とドライバー間のトラブルも散見されます。特に運賃交渉や目的地に関する認識の違いから口論に発展するケースがあるため、利用者は乗車前に目的地と運賃を明確に確認し、不明な点があればすぐに確認することが重要です。万が一トラブルが発生した場合は、速やかに現地警察へ通報し、安全を最優先に行動してください。タイ旅行中の安全確保のため、このような事件への注意喚起が求められます。


