タイ中部ノンタブリ県で、有名慈善財団の救助ボランティアが妻に暴行を加え、離婚を要求される事件が発生しました。容疑者は警察に出頭しましたが、メディアに対しては家庭内の問題だと主張し、苛立ちを見せました。この事件は、地元メディアKhaosodが報じています。
救助隊員が妻を暴行、離婚を要求される
ノンタブリ県バンブアトーン警察署に、44歳の病院職員プーさんが、夫であるソポン(通称ポック、45歳)からの暴行被害を届け出ました。プーさんは全身と顔、頭部に殴られた痕跡があり、ソポンは有名慈善財団の救助ボランティアとして活動していました。事件は、プーさんが元恋人エーさんと連絡を取っていたチャットメッセージをソポンが見たことが発端となり、口論の末に暴行へと発展したとされています。
暴行の詳細と逮捕状の発行
ソポン容疑者は、銃の柄でプーさんを暴行した後、殺害を脅し、複数の貴重品を奪って逃走しました。この事件は5月19日午前1時頃、バンブアトーン郡ピモンラート地区の村で発生しました。警察は、監視カメラの映像を証拠として、ソポン容疑者に対し、「武器の不法所持」、「公共の場での武器携帯」、「夜間窃盗」、「傷害」の容疑で逮捕状を発行しました。
容疑者が出頭、妻は複雑な心境
5月24日、ソポン容疑者はバンブアトーン警察署に出頭し、犯行に使用したBBガンを提出しました。妻のプーさん、その妹、そしてノンタブリ県捜査官も事件の進展を見守るために立ち会いました。プーさんは、ソポンから連絡があり、奪った物を返却し、警察に出頭する意向を伝えられたと語っています。ソポンは関係の修復を求めたものの、プーさんはまだ恐怖を感じており、まずは離婚を望んでいると述べました。
プーさんは、ソポンが謝罪したことには触れつつも、彼が自分を変えるには時間が必要だと考えています。彼女は、ソポンが将来のために更生し、離婚に同意すれば訴追を取り下げる意向を示しました。プーさんは「今は心身ともに非常に傷ついている」と語り、ソポンが自らの行動を反省し、良い未来を築いてほしいと願っています。
メディアへの不満と今後の対応
ソポン容疑者は、メディア関係者から写真撮影や質問を受けた際、「何をそんなに撮るんだ、くだらない、家庭内のことだ」と苛立ちをあらわにしました。その後、彼は警察官に連れられて、自身の所有する救急車(トヨタ、登録番号1NG 7532 バンコク)を回収するため、ペチャカセム通りソイ64へ向かいました。この事件は、タイの家庭内暴力問題の一端を示すものとして、治安への懸念も呼び起こしています。


