タイのラヨーン県で、改造された携帯電話の充電器を使用した男性が感電死しました。ゴム農家で働く30歳の男性は、標準アダプターを通さずに電源に「直結」した充電器を使用中に就寝し、命を落としたとKhaosodが報じています。
ゴム農園での悲劇
5月13日午前10時頃、タイ東部ラヨーン県クレーン郡コンディン地区サームローン村のゴム農園内にある住居で、ゴム樹液採取作業員の男性が感電死しているのが発見されました。地元警察が現場に駆けつけ、詳しい状況の調査を開始しました。
危険な「直結」充電が原因か
犠牲者はワンチャイ氏(30歳)と特定されました。遺体には左首に感電による火傷痕があり、胸の上にはひび割れて充電ケーブルに繋がれたままの携帯電話が置かれていました。現場のコンセントを調べたところ、標準のアダプターを通さず、220ボルトの電源に「直結」するよう改造された充電器が使用されていたことが判明。死亡推定時刻は6〜8時間前とみられています。
度重なる警告も届かず
ワンチャイ氏の弟であるバンチャー氏の証言によると、兄は日常的に飲酒し、就寝前に携帯電話でチャットをするのが習慣でした。その際、常にアダプターを使わずに電源に「直結」して充電しており、バンチャー氏が何度もその危険性を警告したにもかかわらず、兄は聞き入れなかったといいます。
最後のメッセージと発見
事件前、ワンチャイ氏からバンチャー氏に「充電ケーブルで感電した」というチャットが届いていました。バンチャー氏は「買った店に問い合わせてみてはどうか」と返信したものの、翌朝、兄と連絡が取れなくなったため住居を訪れたところ、すでに死亡している兄を発見しました。
警察からの支援と安全対策の重要性
警察官らは、遺族の葬儀費用の一部として3,000バーツ(約15,000円)を寄付しました。遺族は僧侶を招き、同日夜に一夜の通夜を執り行い、翌日には火葬を行う予定です。この悲劇は、タイにおける電気製品の不適切な使用や安全対策の重要性を改めて浮き彫りにしています。


