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【タイ・パタヤ】中国人への違法武器供給で海軍関係者ら5人逮捕

※画像はイメージです(AI生成)

タイ・パタヤで中国人容疑者の自宅から大量の軍用兵器が発見され、タイ海軍関係者を含む5人が違法な武器供給ネットワークに関与したとして逮捕・起訴されました。この事件は、チョンブリー県バンラムンでの自動車事故を端緒に発覚し、容疑者らは容疑を否認しています。バンコクポスト紙が報じたところによると、捜査はチョンブリー県を中心に進められています。

【タイ・パタヤ】中国人への違法武器供給で海軍関係者ら5人逮捕

チョンブリー県パタヤで、中国人容疑者サン・ミンチェン氏の自宅から軍用兵器が大量に発見された事件で、タイ海軍関係者を含む5人が違法な武器の所持と販売の容疑で逮捕・起訴されました。逮捕されたのは、海軍一等兵曹マティー、射撃場経営者カチェン・シアンルム氏、民間人ジャムロン氏、海軍一等兵ワチャリン、そして元海軍一等兵曹パトムポンです。彼らは全員、容疑を否認しており、法廷で無実を証明すると述べています。

武器密売ネットワークの解明と金銭の流れ

警察の捜査により、中国人容疑者サン・ミンチェン氏がパタヤの射撃場でカチェン氏と知り合い、その後、M16ライフルなどの武器調達を依頼したことが判明しました。カチェン氏は、サン氏から受け取った武器の写真を海軍一等兵曹マティーに転送し、マティーがさらにパトムポンとワチャリンに連絡を取ったとされています。その後、M16ライフル1丁が20万バーツ(約100万円)で提供される話がまとまり、チョンブリー県サッタヒープで取引が行われました。

調査によると、サン容疑者はパトムポンに90万バーツ(約450万円)、ジャムロンにさらに90万バーツ(約450万円)を送金していました。ジャムロンは、サン容疑者の代理で口座を開設しただけで、取引の内容は知らなかったと主張しています。ジャムロンは、口座使用料としてパトムポンから500バーツ(約2,500円)を受け取っていました。この複雑な金銭の流れは、違法な武器取引の組織的な性質を示唆しています。

カンボジアとの関連疑惑を否定

タイの報道では、サン容疑者がカンボジアのボディガード本部(BHQ)で軍事訓練を受けていたという疑惑が浮上していました。しかし、カンボジア国家警察のチャイ・キムクン中将は、この報道を全面的に否定しています。同中将は、サン容疑者がカンボジアのパスポートも所持しているものの、同国の首相ボディガード本部とは一切関係がないと主張しました。

容疑者の状況と今後の捜査

サン容疑者は、逮捕以来、チョンブリー入国管理局の拘置施設に収容されています。彼は取り調べを拒否し、食事もとらず水のみ飲んでいると報じられています。警察は、パタヤ地方裁判所にサン容疑者の12日間の勾留延長を申請する予定です。これまでに、彼には違法な銃器、弾薬、爆発物、軍用兵器の所持、および公共の場での無許可携行の容疑がかけられています。この事件は、タイ国内の治安と武器密売の問題に改めて注目を集めています。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
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