タイの人気観光地プーケットで、AI顔認証システムが活用され、ビザの不法滞在者2名が逮捕されました。ナイジェリア人とコートジボワール人の男性が、それぞれ877日と739日の不法滞在が発覚し、観光警察に身柄を拘束されました。この情報はThe Thaigerが報じています。
AIカメラが不法滞在者を発見
プーケットの観光警察は5月8日、カトゥー地区でAI顔認証システムを用いて、ビザの不法滞在者2名を逮捕しました。このシステムは、スマートパトロール車両に搭載されたモバイルAIカメラで、タイでの滞在許可が期限切れとなっている外国人の中央データベースと接続されています。システムが不法滞在の疑いがある人物を検知し、警官に警告を発したことで逮捕に至りました。
厳格化する不法滞在者取り締まり
今回の逮捕は、主要な観光地における入国管理法違反やその他の違法行為が疑われる外国人に対する取り締まり強化の一環として行われました。観光警察は、プーケットにおける不法滞在者や不審人物への検査を強化するよう指示を受けており、このAIシステムはそうした方針を支援するものです。タイへの入国管理が厳しくなっている背景には、国際的な犯罪組織の活動抑制や、観光地の安全確保の強化があります。
ナイジェリア人、コートジボワール人男性を逮捕
逮捕されたのは、ナイジェリア国籍のクリントン・ウバシナチ・エケチュクウ容疑者(24歳)と、コートジボワール国籍のウスマネ・コネ容疑者(34歳)です。両名とも60日間のビザ免除制度でタイに入国しましたが、エケチュクウ容疑者は877日間、コネ容疑者は739日間の不法滞在が確認されました。観光警察は、顔認証システムが、多忙な観光地で期限切れの入国ステータスを持つ外国人をリアルタイムで特定し、チェックを改善するのに役立つと述べています。
高度化する監視システムと今後の見通し
逮捕された2名は、滞在許可期限切れでタイに滞在していた外国人として起訴され、カトゥー警察署に連行され、法的措置と強制送還の手続きが取られる予定です。昨年もプーケットでは、ナイジェリア人3名がビザの不法滞在で逮捕されており、そのうち1名は約7ヶ月間滞在許可を超過していました。このようなAI技術の導入により、タイの不法滞在者に対する取り締まりは今後さらに強化されると見られます。タイ旅行を計画する際は、ビザの規則をしっかりと確認し、適切な手続きを行うことが重要です。


