タイ中部ペッチャブーン県で、泥酔した義弟が長年の確執から義兄の自宅に押し入り、顔面をナイフで切りつける凄惨な事件が発生しました。この事件は5月8日夕方に発生し、義弟はその後逮捕され、警察は殺人未遂の可能性も視野に入れて捜査を進めているとKhaosodが報じています。
【タイ・ペッチャブーン県】泥酔した義弟が義兄を襲撃、重傷
2026年5月8日午後6時頃、タイ中部ペッチャブーン県ノーンパイ郡ボータイ地区のノーンシートーン村ムー3にある民家で、刃物を使った傷害事件が発生しました。地元の救助隊が通報を受けて現場に駆けつけたところ、65歳のアドゥン氏(氏名非公開)が左耳と左顔面に深い傷を負って倒れていました。アドゥン氏は応急処置を受けた後、ノーンパイ病院に搬送され治療を受けています。
加害者は泥酔状態の義弟、凶器はサトウキビ用ナイフ
事件後、警察官と地元関係者が捜査を開始しました。現場近くには血痕が付着した木片が落ちており、加害者は凶器のナイフを持ったまま、隣接する自身の自宅に逃走したことが判明。警察が追跡した結果、60歳のユット氏(氏名非公開)を逮捕しました。ユット容疑者はアドゥン氏の義弟にあたり、逮捕時は泥酔状態でした。容疑者はサトウキビを切るのに使う長い柄のナイフで犯行に及んだことを認めています。
積年の恨みが爆発、タイの家族間トラブルに注意
取り調べに対し、ユット容疑者は長年にわたる家族間のトラブルが積もり積もって爆発したと供述しています。事件発生時、アドゥン氏は木製の寝椅子で休憩していましたが、泥酔したユット容疑者が突然ナイフを持って侵入し、言葉を交わすことなく顔面を切りつけました。アドゥン氏は身を守るために木片を掴んで応戦しましたが、容疑者はその後ナイフを持ったまま自宅へ逃げ帰ったとのことです。タイでは家族や親族間でのトラブルが時に深刻な事件に発展することがあり、旅行者も現地の治安状況を理解しておくことが重要です。
今後の捜査と罪状の変更の可能性
ナチェリアン警察署は現在、ユット容疑者を傷害致死罪で起訴しています。しかし、被害者のアドゥン氏の診断書の内容によっては、殺人未遂罪に罪状が変更される可能性も視野に入れ、詳細な捜査を進めていく方針です。


