タイ警察庁は、東北部で薬物検査を装い金銭を要求する警察官の動画が拡散されたことを受け、緊急調査を指示しました。警察庁長官は、もし不正行為が事実であれば、関与した警察官を厳しく処罰し、一切擁護しない方針を表明したと、地元メディアKhaosodが報じています。
警察庁長官、動画の緊急調査を指示
タイ警察庁のスポークスマンであるトライロン・ピウパン副監察官は2026年5月8日、SNS上で拡散された動画について言及しました。この動画では、タイ東北部にある検問所で警察官が薬物検査を口実に金銭を要求し、その見返りに被疑者を解放しているとされています。警察庁長官であるキットラット・パンペッチは、この疑惑に対し迅速な事実確認を命じました。
不正行為への厳正な対応を約束
警察庁は、もし警察官による金銭要求や不適切な職務遂行が確認された場合、懲戒処分、刑事罰、行政処分を厳格に適用すると強調しています。このような不正行為は一切擁護されず、組織の信頼性に関わる問題として真摯に対応する姿勢を示しました。
検問所の本来の目的を再確認
トライロン副監察官は、検問所や臨検拠点の主な目的は、市民の安全確保、交通事故の削減、犯罪防止にあると改めて述べました。これらの場所は利益追求の場ではないと強く主張し、警察庁がこの問題を非常に重視していることを明らかにしました。特に、警察組織に対する国民の信頼に直接影響するため、透明性のある対応が求められています。
市民からの通報を奨励
警察庁は、警察官の不正行為を発見した場合、国民が安心して通報できるよう呼びかけています。情報提供は、警察庁ホットライン191または1599で24時間受け付けており、市民の協力が不正の根絶と治安改善につながると期待されています。


