タイ・サムットプラーカーン県で、人気インフルエンサーが目地材を不適切に使用した動画でブランドを毀損したとして、製造会社からコンピュータ犯罪法違反で告発される事態に発展しています。ソンクラーン期間中、パウダーの代わりに目地材を使った動画を公開した「バード・ワンワーン」氏に対し、ワニ印目地材の製造会社が法的措置を準備。Khaosodの報道によると、すでに警察による罰金処分を受けていたバード氏ですが、今回はより深刻な法的紛争に直面することになります。
インフルエンサーの不適切動画が発端
この騒動は、人気インフルエンサーのバード・ワンワーン氏が、タイ正月ソンクラーンの動画コンテンツで、水に溶かした目地材を伝統的なパウダーの代わりに顔に塗る様子を公開したことに端を発します。この不適切な使用方法がインターネット上で大きな論争を巻き起こし、結果として被害者からサムットプラーカーン県プラプラデーン警察署へ被害届が提出されました。
警察による罰金と警告
事態を受けて、バード・ワンワーン氏は警察に出頭。警察はバード氏に対し、2,000バーツ(約10,000円)の罰金を科しました。さらに、コンテンツ作成においては安全性と他者への影響を十分に考慮するよう厳しく警告が行われました。
メーカーがコンピュータ犯罪法で告発準備
しかし、これで事態が収束したわけではありません。2026年5月3日の報道によると、ワニ印目地材の製造会社法務部が、バード・ワンワーン氏をコンピュータ犯罪法違反で告発するため、5月5日にサイバー犯罪対策局ムアントンタニのチャッチャパンダカーン・クライクルン少将および捜査官と面会する予定です。同社は、バード氏が製品を不適切な方法で使用したことで、危険を招く可能性があり、ブランドイメージに深刻な損害を与えたと主張しています。
タイにおけるSNS利用の注意点
今回の件は、タイにおけるSNSコンテンツ作成者が直面する法的リスクと、その責任の重さを改めて浮き彫りにしています。特に、製品の誤用や公共の安全に関わる行為は、厳しく監視される傾向にあります。タイのコンピュータ犯罪法は、オンライン上の名誉毀損や偽情報だけでなく、ブランドへの経済的損害を引き起こす行為にも適用される可能性があるため、インフルエンサーはコンテンツ制作において細心の注意を払う必要があります。


