タイ北東部コーンケン県で、4歳の女児が駐車中の車内で死亡しているのが発見されました。母親が旅行に連れて行くと約束した後、女児が一人で車内に入り、そのまま熱中症で死亡したとみられています。地元メディアThe Thaigerが報じました。
悲劇的な発見
4月28日午後2時30分頃、ムアン・コーンケン警察署にテパラック5コミュニティの住宅で発生した死亡事故の通報が入りました。警察と救助隊が現場に駆けつけると、家の外に駐車されていた家族の車の中から、4歳の女児が意識不明の状態で発見されました。
34歳の母親は警察に対し、娘に「すぐに旅行に連れて行く」と約束したと話しています。その後、娘を一人で遊ばせていたため、最初は祖母の家に行ったものと思っていたとのこと。しかし、車の中でぐったりしている娘を見つけ、応急処置を試みたものの、蘇生させることはできませんでした。
防犯カメラが捉えた状況と警察の警告
警察が付近の防犯カメラの映像を確認したところ、女児が運転席側のドアから一人で車内に入り、自らドアを閉める様子が映っていました。警察は、女児が長時間車内に留まったことで酸素不足に陥り、熱中症で死亡したと見ています。
現在、警察は家族から事情を聞くなどして捜査を続けており、正確な死因を特定するため検視を待っています。警察は、保護者に対して子供の監督を徹底し、この事件を教訓とするよう強く警告しています。タイでは、車内に子供を置き去りにすることによる事故が後を絶たず、特に暑い日にはわずかな時間でも命に関わる危険性があります。
繰り返される悲劇:過去の類似事件
タイでは、同様の悲劇が過去にも報告されています。例えば、4月12日にはヤラー県で12歳の障害を持つ少年が、自宅から約800メートル離れた解体場の故障した車の中で死亡しているのが発見されました。この少年も酸素不足が死因と疑われていますが、母親は少年が車に誘い込まれた可能性も懸念しており、捜査が続いています。
また、2024年8月にはサケーオ県で、自閉症の少年が屋外に駐車された車内で死亡する事件も発生しています。この時、母親は「息子はいつも車の中で遊んでいた」と主張しましたが、目撃者からは「両親がパーティーに急いでおり、きちんと確認せずに息子を車に放置した」という異なる証言が出ていました。これらの事件は、子供の安全確保の重要性を改めて浮き彫りにしています。


