タイ・パタヤに潜伏していた国際的な薬物密売容疑のカナダ人男性が、スワンナプーム国際空港で逮捕されました。この容疑者は韓国当局が国際指名手配していた人物で、タイからの国外追放と韓国への引き渡しが進められています。Khaosodが報じたこの事件は、タイの治安当局が国際犯罪組織の取り締まりを強化していることを示しています。
パタヤ潜伏の薬物密売容疑者、入管当局が逮捕
2026年4月23日、タイ入国管理局第3管区は、国際的な薬物密売に関与した疑いのあるカナダ国籍の男性をスワンナプーム国際空港で逮捕したと発表しました。この男性は、観光客を装ってタイ国内、特にリゾート地パタヤに潜伏していました。
入管局第3管区のソンプロート・シリスカカ司令官は、あらゆる国籍の国際犯罪者、特に観光ビザの優遇措置や観光客のふりをしてタイを隠れ蓑にする者を積極的に取り締まるよう指示していました。パタヤ地域における薬物ネットワークに関する情報が寄せられ、カナダ国籍の外国人が潜伏していることが判明したため、捜査が開始されました。
逃走を図るも空港で確保
捜査官は情報に基づき容疑者の特定を進め、2026年4月22日正午頃、容疑者がパタヤの宿泊施設からタクシーで逃走を図ったことを確認しました。追跡チームは容疑者の車両をモーターウェイ入口からスワンナプーム国際空港まで追跡し、出発ロビーの混雑の中で出国手続きをしようとしていた容疑者を発見、確保しました。
国際手配犯、韓国へ送還予定
身元確認の結果、容疑者は37歳のMR.WESLEY(ウェズリー)というカナダ国籍の男性で、観光ビザで入国していました。彼の所持品や身体検査からは薬物は見つかりませんでしたが、国際法執行機関のデータベースで照会したところ、彼は韓国当局が「国際的な薬物密輸」の罪で指名手配している国際手配犯(インターポール赤手配書)であることが判明しました。
生体認証システムによる詳細な身元確認でも、彼のパスポートと特徴が国際犯罪データベースと一致。ソンプロート司令官は、この外国人が1979年入管法第12条第7項に該当する入国禁止対象者であり、国際的な社会の脅威と見なされるため、タイ滞在許可の取り消しを承認しました。
現在、入管局捜査課は、タイからの国外追放と韓国当局への引き渡しに向けた手続きを進めています。今回の逮捕は、タイの厳格な国境管理と国際協力の強化を示すものであり、タイ旅行の安全にも繋がるでしょう。


