タイ中部ナコンパトム県で作業員キャンプが火災に見舞われ、寝たきりの高齢女性1名が死亡しました。4月19日午後3時頃、ナコンチャイシー地区のキャンプで発生した火災は急速に延焼し、多くの作業員が避難する中、救助が間に合いませんでした。この悲劇をKhaosodが報じています。
ナコンパトムで発生した作業員キャンプ火災
2069年4月19日午後3時、ナコンパトム県ナコンチャイシー地区バンケオファー村にある寺院の裏手で、作業員キャンプの火災が発生しました。通報を受け、ナコンチャイシー警察署のソムキット・ポーカオ副捜査官らが現場に急行。フワイプルー市や近隣の自治体から消防車が出動し、消火活動にあたりました。
寝たきりの義母、救助間に合わず
火災が発生したキャンプは、マットシート製の簡易的な住居が3部屋連なった構造でした。火は瞬く間に燃え広がり、約30分後に鎮火しましたが、作業員が暮らしていた部屋は全室が焼失しました。現場の最初の部屋からは、60歳のモックさんの焼死体が発見されました。彼女は寝たきりの状態だったと報じられています。
作業員の一人である43歳のブーンチョープさんは、モックさんが自身の義母であり、寝たきりであったと証言。火災発生時、キャンプ内には他の作業員や子供たちもいましたが、火の回りが早く、誰もモックさんを救助できませんでした。住民たちは燃え盛る炎から命からがら逃げ出したといいます。
警察が火災原因を捜査
火災現場では、住民たちが押して避難させた白色のいすゞ製4ドアピックアップトラック(登録番号:コトー235、スコータイ)も、前部が焼損していました。また、電動自転車や様々な工具類もすべて焼失しています。
警察はモックさんの遺体を検視のため病院に搬送し、今後、科学捜査班が火災の正確な原因究明を進める予定です。また、現場にいた作業員から事情聴取を行い、詳細な情報を収集し、今後の捜査に役立てる方針です。タイではこのような作業員キャンプでの火災事故が時折発生しており、安全管理の重要性が改めて浮き彫りとなっています。


