タイ中部パトゥムターニー県で、悪臭を放つ不審なスーツケースの中から子犬の腐敗した死骸が発見されました。4月17日、住民からの通報を受け警察が現場に駆けつけ、施錠されたスーツケースを開封したところ、衝撃的な内容物が明らかになりました。この事件はThe Thaigerが報じており、近隣住民に大きな不安を与えています。
パトゥムターニーで不審なスーツケースを発見
パトゥムターニー県クローンルアン郡クローンサム地区の2階建てタウンハウスの脇に置かれた黒いスーツケースから、黄色い液体が漏れ出し、強い悪臭とウジ虫が発生しているのを住民が発見しました。近隣住民は、その異様な状況に警戒心を抱き、警察に通報しました。
通報を受け、警察、鑑識官、救助隊員が現場に急行し、状況を確認しました。現場に到着した警察官は、問題のスーツケースがコードで施錠されており、すぐに開けることができないことを確認しました。
開封されたスーツケースから子犬の死骸
約2時間後、警察官がスーツケースの開封に成功し、中に腐敗した子犬の死骸があることを確認しました。救助隊員によると、スーツケースは比較的軽かったものの、血や体液と思われる液体が漏れ出し、ウジ虫が這い回っていたといいます。
住民の証言と事件の背景
22歳の住民は、不審なスーツケースが正午頃から午後にかけて家の隅に置かれていたが、誰が置いたのかは見ていないと証言しました。また、77歳の女性は、午前5時半頃にスーツケースを目撃したが、通常の荷物だと思っていたと述べました。
別の住民であるベトナム人女性ニンさんは、タイ人の父親が午前5時頃に市場のゴミ箱からスーツケースを拾って家に持ち帰ったと供述しました。家族が悪臭に気づき、開けることができなかったため、家の前に移動させ、仕事から帰ってきた父親が市場に戻す予定だったというのです。
この事件は、タイにおける動物の遺棄や虐待の可能性を示唆しており、警察が詳しい捜査を進めています。地域社会の安全と動物福祉への意識向上が求められています。


