タイ南部プーケット県で、酒席での口論が発端となり、自宅に押し入ってきた相手に対し男がサムライソードで反撃。この事件で1人が死亡し、2人が負傷しました。Khaosodが報じたところによると、男は警察に自首し、凶器も提出されています。
プーケットで発生した悲劇
2026年6月4日午前4時30分頃、プーケット県ムアン郡カロン地区パタック通りで、自宅前で男性が重傷を負って倒れているとの通報がありました。警察と救助隊が現場に駆けつけると、男性は刀で複数箇所を斬りつけられ、血の海に倒れていました。救急隊は男性をチャロン病院へ搬送しましたが、後に死亡が確認されました。死亡したのはソーンチャイ氏(48歳)と特定されています。
事件の経緯と自首
事件発生時、現場の家主であるスパクット氏が警察官を待っており、自首を申し出ました。スパクット氏は、自身が刀で被害者を傷つけたことを認め、凶器の刀を警察に提出しました。その後、スパクット氏はカロン警察署に身柄を拘束され、取り調べを受けています。
酒席での口論から自宅への襲撃
スパクット氏の供述によると、事件前、彼はラワイ地区のレストランで一人で飲酒していました。その後、友人であるクリッサダー氏から誘われ、別のレストランでソーンチャイ氏と合流して飲酒を続けていました。その際、店内のトイレ前でソーンチャイ氏がスパクット氏の首を絞めるという口論が発生し、スパクット氏は不快感を覚え、オートバイで自宅へ戻りました。
自宅での暴力と反撃
しばらくして、クリッサダー氏とソーンチャイ氏が車でスパクット氏の自宅に押し掛け、大声で話し合いを要求しました。これにより、スパクット氏の妻と子供が目を覚ましました。自宅前でクリッサダー氏とソーンチャイ氏がスパクット氏に2対1で暴行を加える事態に発展。スパクット氏の妻と父親が止めに入りましたが、状況は悪化しました。スパクット氏はいったん家の中に入りましたが、ソーンチャイ氏がさらに追いかけてきたため、幼い子供を抱いた妻が間に入って止めようとしました。これに対し、怒りに駆られたスパクット氏は、家にあったサムライソードを手に取り、ソーンチャイ氏とクリッサダー氏に斬りつけました。
死者と負傷者、そして隣人への被害
この反撃により、ソーンチャイ氏は後に死亡が確認され、クリッサダー氏も負傷しました。さらに、事件を止めに入った隣人のプラパット氏(37歳)も、右足のかかとを斬られて重傷を負いました。
現在進行中の捜査
プーケット県科学捜査局の職員は、事件現場となったスパクット氏の自宅で、凶器の刀を詳細に調査しました。また、血痕、毛髪、その他の関連する物的証拠を収集し、事件の真相究明と書類作成を進めています。現在、警察はスパクット氏を「他人に危害を加え死に至らしめた罪」で起訴する準備を進めており、プーケット地方裁判所へ送致される予定です。


