ホームタイ【タイ・パッタルン】住民票巡り口論、息子が父親を刺し重体

【タイ・パッタルン】住民票巡り口論、息子が父親を刺し重体

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タイ南部パッタルン県で、住民登録の移転を巡る口論から40歳の息子が66歳の父親を包丁で刺し重体となる事件が発生しました。この事件は5月21日に発生し、息子は父親が先に襲いかかってきたと主張しています。Khaosodが報じました。

事件の経緯:住民登録を巡る口論

2026年5月21日、パッタルン県カオチャイソン郡ハーンポー村で、40歳の息子カニソン氏(通称バード、元下士官)が66歳の父親ジラサック氏(元国境警備警察官)を包丁で複数回刺し、父親は重体となりました。警察によると、事件は住民登録の移転を巡る激しい口論が原因でした。

カニソン氏はプーケットでの職探しのため、自身の住民登録を現在の居住地に移すことを希望していましたが、これが父親との間で激しい対立を引き起こしたとされています。カニソン氏は、口論中に父親が先に台所用包丁で襲いかかってきたため、自身も頭と右手に負傷したと主張。もみ合いの末、包丁を奪い取り、逆上して刺し返したと供述しています。

事件発生時の状況と捜査

通報を受けたカオチャイソン警察署の警察官は直ちに現場に駆けつけ、カニソン氏をその場で逮捕しました。被害者の父親が住む家からは、ホールから玄関、そして台所に至るまで血痕が広範囲にわたって確認され、特に台所には大量の血だまりがあり、激しい争いがあったことを示していました。

父親のジラサック氏はすぐにパッタルン病院に搬送されましたが、首には深い切り傷があり、全身にも複数の刺し傷があるなど、依然として意識不明の重体です。医師団は現在、集中的な治療を行っています。

家族内の長年の確執と近隣住民の証言

カニソン氏は警察に対し、父親が2020年に退職して自宅に戻ってきて以来、頻繁に口論が絶えなかったと打ち明けました。また、父親が母親に暴力を振るっていたこともあり、家庭内は常に不穏な雰囲気だったと語り、今回の事件については「心から後悔している」と述べました。

近隣住民の証言によると、カニソン氏は以前軍に所属していましたが、除隊後にプーケットで働いたものの問題が生じ、故郷に戻ってきた経緯があるとのこと。最近では、独り言を言ったり、錯乱状態に陥ることがあり、さらに薬物に関与している可能性も指摘されています。タイの社会問題として家庭内暴力や薬物問題は根深く、このような事件の背景にあることも少なくありません。

警察の対応と今後の捜査

カオチャイソン警察署の捜査官は、カニソン氏を「親族への重傷傷害」の容疑で送検しました。警察は引き続き事件の詳しい状況を調査し、法に基づいた手続きを進めています。タイでは親族間での暴力事件も報告されており、今回の事件もその一つとして注目されています。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
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