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【ベトナム】中国人オンライン賭博グループ、240億円詐取

※画像はイメージです(AI生成)

ベトナムで、中国人主導のオンライン賭博グループがベトナム人から約240億円(4,000ティ・ドン)を詐取していたことが明らかになりました。この大規模な不正行為は、カンボジアがオンライン賭博を禁止した後に、犯罪組織がベトナムに活動拠点を移したことで活発化したと報じられています。Tuoi Tre紙が報じました。

中国人オンライン賭博グループの摘発

ベトナムの捜査当局は、中国人によって運営されていたオンライン賭博グループが、ベトナム国民から約240億円(4,000ティ・ドン)という巨額の資金を違法に徴収していた事実を公表しました。このグループは、インターネットインフラが整っているベトナムの環境を利用し、仮想専用線(VPN)を通じてオンライン賭博サイトを運営していたと見られています。

この事件は、東南アジア地域におけるオンライン詐欺や違法賭博の蔓延を示しており、特にカンボジアでの規制強化が周辺国への犯罪組織の移動を促している現状が浮き彫りになりました。ベトナム当局は、こうした国際的な組織犯罪に対し、厳格な取り締まりを強化しています。

カンボジアのオンライン賭博禁止と犯罪組織の移動

2019年、カンボジア政府はオンライン賭博を全面禁止する決定を下しました。これにより、それまでカンボジアの経済特区(ポイペトやシアヌークビルなど)で活動していた多くの中国系オンライン賭博業者やその関連組織が、活動拠点を他の国に移す事態となりました。

背景データによると、カンボジアはその後も「中国系犯罪組織の代替拠点」と見なされることがありましたが、ベトナムもまた、その地理的近接性とインターネット環境の整備から、新たな活動の場として狙われた可能性があります。これらの組織は、マネーロンダリング(資金洗浄)やその他の脱法行為に関与しているとされ、国際的な懸念事項となっています。

ベトナム当局によるマネーロンダリング対策の強化

ベトナム政府は、外国人、特にベトナム人を隠れみのにして企業に影響を持つ者による違法行為に対し、断固たる姿勢で臨んでいます。今回の摘発は、マネーロンダリングなど脱法行為の対策を国際標準に合わせるという、ベトナムの強い意志の表れと言えるでしょう。

今後もベトナム当局は、オンライン詐欺や違法賭博、そして特殊詐欺グループ(トクリュウ)との戦いを総力戦で展開し、「できることは、すべてやる」という方針で、国民の安全と経済の健全性を守るための努力を続けていく方針です。

AsiaPicks 編集部
AsiaPicks 編集部
タイ・ベトナム・インドネシアの最新ビジネスニュースを日本語で毎日配信。現地メディアの一次情報をもとに、日系企業・駐在員の意思決定に役立つニュースを厳選してお届けします。
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