タイ政府は、エボラウイルスが国内に流入したというSNS上のフェイクニュースを強く否定しました。コンゴ民主共和国からの渡航者1名が標準的な検疫手順に従って隔離され、感染歴がないことが確認された後、すでに本国へ帰国したと発表。Khaosodが報じたところによると、政府は国民に対し、誤情報に惑わされないよう呼びかけています。
エボラウイルス流入のデマに政府が反論
タイの反フェイクニュースセンター(AFNC)は、5月30日に最も拡散されたデマとして「エボラウイルスがタイに入った」という情報がSNS上で広まっていることを確認しました。これに対し、政府は「全くの虚偽」であると断言。プリタレー・ラックサミサンチャン副首相府報道官は、国民が不必要な不安に陥らないよう、冷静な対応を呼びかけました。
コンゴ民主共和国からの渡航者、厳重な検疫措置
政府の発表によると、5月28日にコンゴ民主共和国出身の女性1名がタイに入国しました。疾病管理局は、この渡航者を直ちにバムラナラドゥラ病院で標準的な疾病管理プロトコルに基づき隔離措置を実施。聴取の結果、この女性に感染症への接触歴は一切ないことを確認しました。女性はすでに本国への帰国便を予約済みであり、タイ国内での感染拡大の懸念は一切ありません。
継続的な監視体制と国民への注意喚起
プリタレー報道官は、政府が疾病管理局と公衆衛生省に対し、コンゴ民主共和国やウガンダなどのエボラウイルス感染症危険地域からの渡航者グループを継続的に厳重監視するよう指示していると説明しました。5月21日から25日に入国した53名の渡航者には、感染症の兆候を示す者はいなかったとのことです。政府は国民に対し、引き続きデマに惑わされず、政府からの公式発表にのみ注意を払うよう促しています。


